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平成18年第4回定例会(第6日目12月22日)

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  1. 柏崎市議会 2006-12-22
    平成18年第4回定例会(第6日目12月22日)


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    平成18年第4回定例会(第6日目12月22日)                  目        次  開 議 時 刻 …………………………………………………………………………  5  日 程 第 1 …………………………………………………………………………  5  日 程 第 2 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 3 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 4 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 5 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 6 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 7 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 8 …………………………………………………………………………  6  日 程 第 9 ………………………………………………………………………… 12  日 程 第10 ………………………………………………………………………… 33  日 程 第11 ………………………………………………………………………… 33  日 程 第12 ………………………………………………………………………… 33  日 程 第13 ………………………………………………………………………… 34  日 程 第14 ………………………………………………………………………… 35  日 程 第15 ………………………………………………………………………… 35  日 程 第16 ………………………………………………………………………… 36  日 程 第17 ………………………………………………………………………… 38
     日 程 第18 ………………………………………………………………………… 38  日 程 第19 ………………………………………………………………………… 38  日 程 第20 ………………………………………………………………………… 39  日 程 第21 ………………………………………………………………………… 40  日 程 第22 ………………………………………………………………………… 40  日 程 第23 ………………………………………………………………………… 40  日 程 第24 ………………………………………………………………………… 40  日 程 第25 ………………………………………………………………………… 42  日 程 第26 ………………………………………………………………………… 48  日 程 第27 ………………………………………………………………………… 50  日 程 第28 ………………………………………………………………………… 51  日 程 第29 ………………………………………………………………………… 51  日 程 第30 ………………………………………………………………………… 52  日 程 第31 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第32 ………………………………………………………………………… 53  日 程 第33 ………………………………………………………………………… 54  日 程 第34 ………………………………………………………………………… 56  日 程 第35 (日程削除)………………………………………………………… 58  日 程 第36 (日程削除)………………………………………………………… 58  日 程 第37 ………………………………………………………………………… 58  閉 会 時 刻 ………………………………………………………………………… 60  委員会審査報告書………………………………………………………………………… 60  署 名 議 員 ………………………………………………………………………… 64            平成18年第4回柏崎市議会定例会会議録 ───────────────────────────────────────             平成18年12月22日(金)第6日目 ───────────────────────────────────────                 議事日程第6号             平成18年12月22日午前10時開議 第 1         会議録署名議員の指名 第 2(議第123号) 部制条例の一部を改正する条例 第 3(議第124号) 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁償に             関する条例の一部を改正する条例 第 4(議第125号) 特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例 第 5(議第126号) 職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部を改正する             条例 第 6(議第127号) 長期継続契約を締結することができる契約を定める条例 第 7(議第128号) コミュニティセンター設置及び管理に関する条例の一部を改正             する条例 第 8(議第129号) 男女共同参画推進条例 第 9(議第130号) 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例 第10(議第131号) ホームヘルパー派遣に伴う費用徴収条例を廃止する条例 第11(議第132号) 介護保険条例の一部を改正する条例 第12(議第133号) 市立保育所条例の一部を改正する条例 第13(議第134号) 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第14(議第135号) 下水道事業地方公営企業法の規定の全部を適用する条例 第15(議第136号) 公共下水道事業及び農業集落排水事業企業会計移行並びに下             水道課及びガス水道局の組織統合に伴う関係条例の整備に関す             る条例 第16(議第115号) 平成18年度一般会計補正予算(第5号) 第17(議第142号) 平成18年度一般会計補正予算(第6号) 第18(議第116号) 平成18年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第19(議第117号) 平成18年度介護保険特別会計補正予算(第2号) 第20(議第118号) 平成18年度墓園事業特別会計補正予算(第1号) 第21(議第119号) 平成18年度下水道事業特別会計補正予算(第3号) 第22(議第120号) 平成18年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 第23(議第121号) 平成18年度ガス事業会計補正予算(第3号) 第24(議第122号) 平成18年度水道事業会計補正予算(第3号) 第25(議第137号) 柏崎市第四次総合計画基本構想について 第26(議第138号) 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について 第27(議第140号) 財産の譲与について(建物) 第28(議第141号) 市道路線の認定について 第29(議第143号) 契約の締結について(市道柏崎9−7号線道路改良(その2)             工事) 第30(選第 14号) 教育委員会委員の任命について 第31(選第 15号) 人権擁護委員候補者の推薦について 第32(選第 16号) 人権擁護委員候補者の推薦について 第33(議員発案第18号) 新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求める               意見書(案) 第34(議員発案第19号) 「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる意               見書(案) 第35(請第  8号) 「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる請願 第36(請第 10号) 新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求める請願 第37(請第  9号) 市道3−5号線の道路拡幅についての請願 ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 議事日程中、日程第35及び日程第36を削除 ─────────────────────────────────────── 出席議員(32人)                  議 長(26番)霜   田       彰                  副議長( 4番)高   橋   新   一  1番 若   井   洋   一     2番 宮   崎   栄   子  3番 笠   原   浩   栄     5番 矢   部   忠   夫  6番 佐   藤   敏   彦     7番 飯   塚   寿   之  8番 池   田   千 賀 子     9番 加   藤   愛   子 10番 持   田   繁   義    11番 五 位 野   和   夫 12番 若   井   恵   子    13番 真   貝   維   義 14番 斎   木   裕   司    15番 吉   川   英   二 16番 遠   藤       清    17番 本   間   厚   幸 18番 金   子   錦   弥    19番 武   藤   司   郎 20番 五 十 嵐   直   樹    21番 丸   山   敏   彦 22番 梅   沢       明    23番 小   池       寛 24番 三 井 田   孝   欧    25番 荒   城   彦   一 27番 吉   野   芳   章    28番 入   沢   徳   明 29番 中   村   明   臣    30番 今   井   元   紀 31番 坂   井   隆   雄    32番 戸   田       東 ─────────────────────────────────────── 欠席議員(なし)
    ─────────────────────────────────────── 欠  員(1人) ─────────────────────────────────────── 職務のため議場に出席した事務局職員 事務局長    永  井  郁  雄  事務局長代理  阿  部  忠  夫 庶務係長    池  田  廣  文  議事調査係主任 飛  田  訓  利 議事調査係主査 伊  比  寿美恵 ──────────────────────────────────────── 説明のため出席した者     市    長           会 田   洋     助    役           若 山 正 樹     収 入 役            伊 藤 要 一     総合企画部長           山 田 哲 治     財務部長             村 木 正 博     市民生活部長           山 田 信 行     防災監              田 村 史 朗     福祉保健部長           近 藤 清 信     産業振興部長           北 原   恵     都市整備部長           須 田 信 之     人事課長             高 橋 敏 郎     秘書広報課長           赤 川 道 夫     企画政策課長           山 田   秀     財政課長             長 井 武 彦     契約検査課長           今 井 邦 雄     男女共同参画室長         深 井 保 江     クリーン推進課長         戸 澤 高 雄     御山荘所長            泉   満 彦     農林水産課長           内 山   均     都市整備課長           伊 藤   学     下水道課長            清 水 紀 彦     高柳町事務所長          中 村 和 成     西山町事務所長          滝 沢 茂 義     ガス水道局長           品 田 正 樹     ガス水道局業務課長        木 村   保     消防長              大 島   修     教育長              小 林 和 徳     教育次長             歌 代 俊 樹     教育委員会教育総務課長      遠 山 和 博 ───────────────────────────────────────                午前10時00分 開議 ○議長(霜田 彰)  ただいまから、本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は32人です。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第 1 会議録署名議員の指名 ○議長(霜田 彰)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、本間厚幸議員及び武藤司郎議員を指名します。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第 2(議第123号) 部制条例の一部を改正する条例 日程第 3(議第124号) 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実費弁               償に関する条例の一部を改正する条例 日程第 4(議第125号) 特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例 日程第 5(議第126号) 職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部を改正               する条例 日程第 6(議第127号) 長期継続契約を締結することができる契約を定める条例 日程第 7(議第128号) コミュニティセンター設置及び管理に関する条例の一部を               改正する条例 日程第 8(議第129号) 男女共同参画推進条例 ○議長(霜田 彰)  日程第2 部制条例の一部を改正する条例から日程第8 男女共同参画推進条例までの7案を一括議題とします。  総務常任委員長の報告を求めます。  武藤司郎議員。 ○総務常任委員長(武藤司郎)  おはようございます。  総務常任委員会の審査の報告をいたします。  付託を受けた事件、議第123号から議第129号までの以上7件について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  議第123号部制条例の一部を改正する条例でありますが、本案は、審査の過程において、危機管理監の組織上の位置づけ、危機管理と言われる中の危機の想定、下水道課の執務場所などについて、質疑がありましたが、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  議第124号から議第128号までの5案については、いずれも質疑・討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  議第129号男女共同参画推進条例でありますが、本案は、審査の過程において、条例制定の必要性、県内における条例制定の状況、事業者に求める内容、条例制定後における取り組み、審議会の役割、条例の周知・啓発、事業所等における実態把握、推進状況の公表などについて、質疑・意見がありました。  討論においては、4人の委員から、それぞれ賛成・反対の討論がありました。  初めに、反対討論を申し上げますと、憲法にうたわれている男女同権、人権尊重という理念をもっと国民に知らしめることが大切であって、男女差別論にまで触れていくような条例案には反対せざるを得ない。全国的にも今、非常に多くの研究課題が提起されており、まだまだ時期尚早と考え、反対する。  次に、賛成討論では、日本国憲法のもと、国際的に連携して、男女共同参画社会基本法ができ、当市においても、相当前からプランを立てて取り組んでいるところであり、やはり条例を制定し、市民に知らしめることが大切と思い、賛成する。  長期間の取り組みの中で条例ができたことは喜ばしいことであるが、条例制定後の取り組みが大事である。審議会等の活性化も必要であるが、市民全体の組織をつくって、さらに市民への啓発を進めるなど、絵にかいたもちにならないよう要望して賛成する。  男女平等の意識は広がっているが、しかし、まだ社会には男女差別が残っている中、この条例を制定する意義があり、賛成する。  このような討論がありました。  本件は、挙手採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  梅沢議員。 ○22番(梅沢 明)  委員長報告にありました、129号につきまして、反対の討論をさせていただきたいと思っております。  まず初めにですね、細かい部分につきましては、また、我が会派の三井田議員が討論をいたしますので、極めて簡単明瞭にですね、討論をしたいと思うんでありますけれども、まず初めにですね、私は、だれよりも、男女同権、そして、憲法第23条でうたわれている、両性の平等の遵守、このことを、だれよりも思っている一人であります。  そうした中で、提案をされてます、こういう条例というのは、私は、むしろ、こうした法律によって男女の差別が、余りにも鮮明になり過ぎはしないのか、非常に心配な部分があるのであります。私は、つくられる男女共同参画よりも、自然発生的に出てくる、このことこそ、最も大切な、私は、男女平等論につながっていくであろうと思います。つくられるよりも、自然にでき上がってくる、このとうとさを重んじるときに、この案には、条例案には反対をしたいと、こう思います。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  池田議員。 ○8番(池田千賀子)  おはようございます。  私は、議第129号柏崎市男女共同参画推進条例に、賛成の立場で、会派みらいを代表いたしまして、討論をさせていただきたいというふうに思います。  この男女共同参画というのは、当然、人権の課題であると同時に、女性の社会進出が進みました今日におきましては、男女に与えられる機会の平等という意味においても、重要な意味を持つというふうにも思っております。  憲法は、その14条において、すべての国民は法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない、というふうにうたっております。  しかしながら、性別による固定的な役割分担等が、社会における活動の選択に中立でない影響を及ぼすおそれがあるとして、だから、社会の制度や慣行に対する配慮を行う必要があるのだと、男女共同参画基本法がうたっておりますのは、なぜかと言えば、必ずしも憲法の規定どおりに平等が達成をされているとは言えない現状にあるからだというふうに言うことができると思います。  家事や子育て、介護など、家庭における仕事に満足をしておられる女性もおられると思います。しかし、職場での仕事をこなしながら、主に女性の仕事というふうに認識をされている家事や育児をも担うことによって、あるいは、担わなければいけないことによって、自分の力が十分に発揮ができないというふうに感じている女性も多いというふうに思っております。また、そのような状況になることを予測をして、子供を産みたいというふうに、そういう気持ちがありながら、子供を産まない選択、あるいは、結婚すらもしないという選択をしている女性がいられるということも事実であります。また、男性も同様に、性別役割分担意識によって、機会が不平等な実態もあるというふうに、私は思っております。まさに、みずからの意思に反して、制度や慣行によって、男女の別なく得られるはずの機会が制限をされている現状があると言わざるを得ません。  今議会におきましては、現在の社会情勢から、あえて、この条例の制定の必要がない、そういう強い意見もありました。しかしながら、今ほど述べましたように、このような現状があるにもかかわらず、男女共同参画社会は十分に達成されているのだという認識が、仮に多いのだとすれば、私は、なおのこと、この条例の制定の必要性が高いというふうに思っております。
     この条例が制定をされまして、男女共同参画の理念のもとで、人権が尊重され、あらゆる機会に参画が可能となる社会の構築に向けて、私も市民の皆さんと一緒に力強く進んでまいりたいと、このことを申し上げまして、賛成の討論とさせていただきます。 ○議長(霜田 彰)  三井田議員。 ○24番(三井田孝欧)  おはようございます。  議第129号男女共同参画推進条例の制定について、反対の立場で討論したいと思います。  現在、新潟県内で男女共同参画推進条例が制定されている市は4つ、新潟市、三条市、そして、妙高市、上越市と、この4つがございます。この4つに続いて、5番目になろうというのが、今回の条例化の、また、1つの目的ではあると思います。  しかしながら、我が柏崎の強みは、この条例を制定することなく、男女共同参画プランを推進し、男女共同が進んでいくよと、こういう取り組みにやってきたのは、これは、柏崎の良心でもあり、強みでもあったはずです。これを条例を制定しなければ進まない。外から見たらどうでしょう。柏崎は、条例を制定しなかったから、男女共同参画社会が進まなかったと。僕は、これは、柏崎にとって大変マイナスな評価であると。条例を制定しなくても、男女共同参画推進の社会が実現することが目的であり、条例化が目的ではございません。  また、今回の条例の中身、例えば、第19条の2番です。事業者に、内部の男女の割合を報告する、市長が求めると報告することができると、こういった一文も入っております。これは、委員会、一般質問でも、私が指摘したように、また、当局からも答弁もあったように、これまでの検討に事業者が入っていない中で進められたものであります。これが制定されたときには、柏崎市内にある事業者に対して、男女共同の報告義務が出てくると、市長が求めることができると。ここの議論がなされないままに進んでることは、事業者にとっても、大変、驚異ではないかと。ここの点を十分審議しなければならないですし、今ここで、早急に男女共同参画の推進の条例を決めることはないのであろうと。  以上のことから、私は、今回の条例化には反対の立場で討論をしたいと思います。  ありがとうございました。 ○議長(霜田 彰)  宮崎議員。 ○2番(宮崎栄子)  柏崎市男女共同参画推進条例に、賛成の立場で討論いたします。  人権の尊重と法の下の平等がうたわれている日本国憲法のもと、男女平等の実現に向け、さまざまな国際的な条約を批准し、平成11年には男女共同参画基本法を制定するなどして、法制度の整備が進められてきました。柏崎市でも、柏崎市女性プラン、柏崎市男女共同参画プランが策定され、その推進に関して意見や提言をしていただく、男女共同参画プラン推進市民会議の皆様を初め、担当者の努力により、このたび、条例制定にうたいましたことを、1つの前進であると歓迎するものであります。  男女共同参画社会の目標は、社会的・文化的につくられた性差を超えて、女性も男性も自分らしく生きるということだと、私は考えております。その根底には、人権の尊重があることは言うまでもありません。性差によって、その人の個性や能力が損なわれるようなことを改めていく、あるいは、改善していく、このことは、女性にとってとか、男性にとってとかとの、そういう次元を超えて、社会全体として、活気ある、活力あるものにするためにも、大切なことであると考えております。だれもが、そのことについて、異論はないというふうに言われているわけですから、しかし、現実は、性別による固定的な役割分担等、それに基づく制度や慣行など、さまざまな課題が残されていることも事実であります。このたびの条例制定の必要性はそこにあり、また、それが意義でもあると、私は考えます。  条例が制定されたら、すぐ問題解決に結びつくかと言えば、そんな簡単なことではないと思います。私は、女性にとっても、より厳しく、みずからの置かれている環境について考えさせられたり、努力が求められたりすることにもつながると考えます。そして、男女が力を合わせる、みずからに欠けているものをお互いに吸収し合い、相互に協働して成果を得るような社会を目指す条例の制定が、このことをともに考えて、議論できる根拠になるようなことを期待し、賛成の討論とします。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  矢部議員。 ○5番(矢部忠夫)  おはようございます。  議第129号男女共同参画推進条例案について、賛成の討論をいたします。  これは、男女共同参画の問題はですね、柏崎市においても、長い歴史をたどっております。一番最初にはですね、私、議員になる前だったんでありますが、昭和58年だったと思いますが、女性問題を考える市の窓口をつくろうじゃないかという提案がされてですね、たしか教育委員会の社会教育課の中だったと思いますが、窓口ができた、その歴史から始まっているわけであります。  私は、この男女共同参画推進条例をですね、早期に、もっと早くつくるべきだと、こういう、ずっと主張してきた1人であります。そういう意味でですね、この長い歴史、しかも、国も基本法をつくりですね、ようやく機運が熟したという中で、今回、条例の案の提案になったということについて、大変喜んでおる一人であります。  先ほどですね、条例をつくるのはいかがなものか、今、時期ではないという討論がありましたけれども、議員としてですね、ちょっと、あるまじきというんかな、議員の立場で、あるいは、市民派を名乗っておられる議員でおられれば、なおさら、そうだと思うんですけれども、当局を縛るというか、規制をするという、それはですね、やはり条例をつくって、議会の議決を経て、そして、それを市民の、いわゆる1つの目標にするということであって、行政が勝手に規則だとか、要綱だとかつくってですね、大変、言葉は悪いんですが、好き勝手にやるということを議会として、それをきちんとチェックをしなければならない、これが、大変、僣越でありますが、議員、あるいは、議会の役割であります。  そういう中でですね、条例はいかがなものか、あるいは、既にですね、4市が新潟県の中でもやっておる、新潟県はですね、この種というか、なかなか民意を尊重した条例等についてですね、なかなか民度が低いというふうに、私は思っています、都道府県の中でね。  そういった中で、柏崎市も、その御多分に漏れず、他市が一定程度、推進をすると、こういう状況になって、初めて手を挙げるというのが、言っちゃ悪いんですが、これまでのパターンではなかったかと思うわけであります。  そういった中でですね、新潟県の、遅ればせながら、5番目に、条例が制定できるということは、すばらしいことだと、こう考えるわけであります。  この間ですね、推進市民会議だったでしょうか、正確には、最近ではですね、柏崎市男女共同参画プラン推進審議会、こういうものもできていたわけでありますし、また、この議員の中の連れ合い、奥さんもですね、市民会議としてのメンバーとして一生懸命頑張ってこられたと、こういうことも私は承知しておるわけであります。  そういった中で、そういういろいろの女性の方だけじゃない、多くの市民の皆さんがですね、この条例ができることを待ち望んでおられたわけでありますので、本当によかったなと、こう思っておるわけであります。  そういう中でですね、実は、私の一般質問の中にあったことを踏まえてですね、市当局に注文だけはつけておきたいと、こう思うわけであります。  条例の23条なんでありますが、家庭生活等への支援ということがあります。これはですね、柏崎市が、その家庭生活と社会生活の両立ができるように必要な支援、あるいは、情報提供を講じなければならないと、こう書いてあるわけであります。そして、この項目の中にはですね、男女が、共に家事、子育て、介護その他の家庭生活における活動に家族の一員としての役割を果たすとともにと、こういうふうに書いてあるわけであります。私は、この子育てについて、先ほども討論ありましたけれども、この子育てについてですね、柏崎市職員については、育児休業条例というのがあるわけであります。しかし、一般質問の中でお話しましたようにですね、実際には、男性の職員の育児休暇がとれてない、こういう問題があります。本当に、本当に、この条例の趣旨を踏まえるならば、市が率先をしてですね、男性職員も、きちんと育児休業、育児休暇がね、とれるように制度をするべきだと、こう思うわけであります。  そのことをきちんと、これから推奨していただきたい、こういう要望を込めまして、本案に対する賛成の討論といたします。  ありがとうございました。 ○議長(霜田 彰)  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は、1件ごとに行います。  最初に、議第123号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第123号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第124号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第124号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第125号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第125号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第126号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第126号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第127号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第127号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第128号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第128号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第129号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立多数です。  したがって、議第129号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第 9(議第130号) 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第9 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  総務常任委員長の報告を求めます。  武藤司郎議員。 ○総務常任委員長(武藤司郎)  総務常任委員会の審査の報告をいたします。  付託を受けた事件、議第130号について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。
     本案は審査の過程において、市民への説明、市民の意向、1.8円を1.4円に唐突に変更したことによる混乱、ごみ有料化のこれまでの経過、有料化施行までの取り組みなどについて、質疑・意見がありました。  討論においては、4人の委員から、それぞれ賛成・反対の討論がありました。  初めに、反対討論を申し上げますと、ごみ減量化に合わせた有料化はやむを得ないものと、6月議会の委員会までは賛同していたが、1.4円という修正案が、ある日唐突に出てきたことは問題であり、非常に混乱を招いた。このことは、当局から反省してもらわなければならない。私たちは、この1.4円についても市長に対し、対案・要望を出したが、却下されたところである。私たちの要求が受け入れられなかったことについては、強い不満を持ち、このような混乱を招いた条例改正については、賛成できないと。  次に、賛成討論では、ごみ有料化は時代の流れと思う。ごみの減量化によって資源の有効活用、焼却炉や処分場の延命化を図れる。ごみの減量化が第一の目的ではあるが、その収入が廃棄物の処理、清掃関係に使えるメリットもある。1.8円を1.4円に調整したことも妥当である。もって賛成する。  ごみ有料化は市民も理解している。1.8円を1.4円に下げ、低所得者へも配慮していることから、賛成する。  1.8円を1.4円に変えた、この辺の対応は汚点を残す、糾弾に値する行為だったと思う。当初から、ごみ有料化は、やむを得ないとする視点に立っている。今現在の気持ちとしては、ごみ減量化を目的とする手段としての有料化は賛成である。  このような討論がありました。  本案は、挙手採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上。 ○議長(霜田 彰)  なお、本案については、お手元に配付のとおり、遠藤議員のほか12人から修正の動議が提出されました。  修正案について、提出者の説明を求めます。  遠藤 清議員。 ○16番(遠藤 清)  それでは、議第130号新潟県柏崎市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例に対する修正案について、説明をいたします。  まず、修正の理由でありますが、議会初日における議第130号の提案説明における本条例案、条例改正の提案理由に対して、基本的に賛成するものです。  今回の条例改正の最大の目的が、ごみの減量化にあることから考えると、別表中の指定ごみ袋手数料の料金設定について、先行自治体の導入状況などから考察したときに、ごみの減量をリバウンドなしに持続的に達成するためには、市民にとって適度の負担感となる1.8円、1リットル当たり1.8円が最適と考えます。  また、ごみ減量化は、市民の理解と協力が必要であり、ごみ減量に対する意識啓発などの施策もあわせて実施し、リバウンドも含めて、料金設定の効果を見きわめる期間として、暫定期間を設けることとしました。  暫定期間の料金設定として、県内の先行自治体の中で最も多く導入されている手数料の料金設定であり、本改正案の1リットル当たり1.4円と同程度のごみ減量化が期待できる、1リットル当たり1.0円とすることとしました。  以上のように修正することにより、市民の負担をできるだけ少なくした中で、減量化を進めるため、本修正案を提出するものです。  本案は、新潟県柏崎市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の一部を次のように修正するものであります。  これは、本条例の別表中「70円」を「90円」に、「35円」を「45円」に、「14円」を「18円」に、「7円」を「9円」に改めるものであります。  また、附則第2項の次に、次の2項を加えるものであります。  1つは、この条例の施行の日から平成22年9月30日までの間は、別表中「90円」とあるものは「50円」と、「45円」とあるものは「25円」と、「18円」とあるものは「10円」と、「9円」とあるものは「5円」と、それぞれ読みかえることを規定したものであります。  2つ目は、前項の規定について、平成22年9月30日を目途として、この条例による改正後の本条例の施行状況、ごみ処理基本計画の数値目標の達成状況などを勘案して、前項の規定の延長について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることを規定したものです。  もう少しかみ砕いて、わかりやすく、その内容を申し上げると、別表中の修正は、指定ごみ袋それぞれの手数料料金を、1リットル当たり「1.4円」から「1.8円」に修正するものであります。  附則第2項に追加する1つ目は、平成22年9月30日までの3年間の間、指定ごみ袋それぞれの処理手数料を、1リットル当たり1円にする暫定期間を設けることを規定したものであります。  2つ目は、本条例の施行状況、並びにごみ処理基本計画の数値目標の達成状況など、ごみ減量化の達成状況を3年後を目途に検証して、暫定期間の延長を検討するなど、必要な措置を講ずるよう規定しているものであり、本制度導入後の制度の評価と、その後の対応を規定しているものです。  最後に、本修正案作成に当たり、議会事務局、並びに法務係の皆さんに御協力をいただき作成したことを申し上げ、修正案の説明といたします。  以上。 ○議長(霜田 彰)  ただいまの委員長報告及び修正案に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、修正案について。  矢部議員。 ○5番(矢部忠夫)  二、三、お聞かせいただきたいと思うんですが、提出者、たくさんおられるわけでありますが、代表されてですね、遠藤議員が説明をされたわけでありますが、修正案の、提案の最後の方にですね、議会の中では、法制執務の担当がいないということで、市当局のですね、法制執務担当から助言をいただいたということであるわけでありますが、大変、御苦労されたなと、こう思っております。  そういった中でですね、私、やっぱり、この修正案といいますか、条例の組み立てがですね、非常にまずいのではないかと、こう思うんですよ。何がまずいかということについて、お尋ねしたいんですが、本則でですね、本則で、まあ、わかりやすく言えば、リッター1円80銭にしてですね、附則で、当分の間、つまり、平成22年9月30日までは、リッター当たり1円とすると。これはこれで、理屈は通ると思うんですが、本則で1.8円と、リッター当たり1.8円と定めておきながらですね、その加える附則の2項目目にはですね、なお、その1円、つまり、原則は1.8円だけれども、例外規定として、経過規定として、リッター1円とする。さらにですよ、さらに、附則で、附則でですね、この延長、つまり、リッター当たり延長についても、検討を加える。これはですね、じゃ、本則のリッター当たり1.8円というのは、どういうふうになるのかと。だったら、最初から本則の中でですね、1円として、経過として、その22年の9月30日までにすると。そして、次の項目としてですね、その1円、本則は、しかし、状況によって延長も検討するということになればわかるし、そもそも条例で規定するからにはですね、そういう状況の変化があれば、当然、改正をしなければならない。それをあえて、この例外規定を、さらに延長するような項目をつけ加えたというのは、大変、条例の制定上おかしいと。当局の法制執務の担当がですね、検討されたということも、今、お聞きしましたけれども、どう考えても、これはおかしい。こういう規定の仕方はないと思うんですが、その辺についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  自席で失礼をしますが、先ほど質問をされた部分についてでありますけども、私の提案説明の中でも触れさせていただきましたが、我々、検討した部分とすればですね、やはり、減量の効果というふうなことであれば、について考えればですね、やはり、適度の負担という部分の中での、本則でいう1.8円というふうな部分が有効なんだろうというふうなことで、ベースに、基本的には思っております。  ただ、要は、今回、このごみの減量化というのは、これを有料化をしたから、要は、それが減るというふうなことではなくてですね、要は、市民の理解だとか、あとのごみの出し方も含めての、皆さんの意識啓発という部分が非常に重要になってくる部分でありまして、要は、その辺を、要は、皆さんとともにやっていきながら、要は、やっていくというふうなことをですね、やはり、暫定期間というふうな考え方の中で設定をしたというふうなことであります。  また、そのときの料金の設定の考え方という部分については、説明をしましたように、要は、1.4円よりも1円の方が、我々が調べた限りでは、そんなに減量効果としては、実績としてですね、先行自治体の実績として変わらない。そうであれば、コンマ4円の余計な負担を市民にかけるよりも、要は、1.0円で、皆、市民と一緒にですね、その減量に取り組むというふうな形の方がいいんではないかというふうな形の中で、このような形をとったというふうなことであります。 ○議長(霜田 彰)  矢部議員。 ○5番(矢部忠夫)  今ね、答弁、そうじゃなくて、加える2項目目、つまり、4項と書いてありますが、それを原則1.8円としながらね、なお、1円を延長するというのは、おかしい。今、遠藤議員の説明によればね、それは、本則で1.8円も1.4円も大した効果が変わらんと、あるいは、1円でも変わらんと、こうおっしゃってるんだから、本則で1円と書け、リッター当たり1円と、本則で書くべきだと。そして、それは4年後、施行から3年たったらですね、その状況によって検討を加えるという書き方だったらわかるんです。原則1.8円とするなら、その原則の、本則の到達地点なんてて、これを読んでも、全然到達しようとしていない。1.8円と言いながらね、1.8円に、いついくんだいやと、飾りじゃねえかと、こういう決め方というのは、これ、おかしい。  あのね、何か、おかしいと思うんで、なぜ、その本則に1円と書かない、あるいは、1.8円と書くのか、そこなんです。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  私の説明の仕方が悪いのか、あれですが、なぜ書かないというのは、先ほど説明をしたとおりです。それと、附則で、要は、条件をつけてというのかな、見直しというふうな部分の条件をつけてですね、やるというふうな形の条項を入れたというのは、これは、議員発案だから必要なんです。これが、当局の方からの提案の条例であれば、当局の方でですね、そういうふうな全体の中で考えてやればいい、できるわけですけども、要は、議員発案で、修正かけるというふうなことで考えれば、我々からすれば、根底に、要は、そういうふうなことを精査をしてですね、それで変更、見直しをしていくんだというふうなことを、要は、入れておかないと、それがないとですね、要は、ただ単に、それで3年間で終わってしまうというふうなことになるわけですから、それでは、我々の、今回の修正案の意味合いという部分が伝わらないというふうなことでですね、このような形の附則をつけ足したというふうなことです。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  矢部議員。 ○5番(矢部忠夫)  今、その件はわかりました、わかりましたが、ちょっとおかしいなと思いますよ。  それからですね、もう1つは、この提案者、共同提案者ということになってるわけですから、遠藤議員だけじゃないわけですが、この共同提案者の中ではですね、日ごろ、いわゆる市役所のスリム化、行政のスリム化、あるいは、投資アンド効果、こういうことを盛んに主張される方がたくさんおられるわけ、名前を連ねておられるわけでありますが、コスト割れするじゃないかということについては、つまりですね、1円はいいと、だけれども、必要の費用対、その、どういうんですか、指定袋の売上、あるいは、事業系のごみの増加収入分を見込んであるわけですが、当局の説明でもですね、初年度はとんとん、それから、2年度以降は5,000万ぐらいの利益というんでしょうか、収支の中で、収益増があると、こういう説明があったわけでありますが、日ごろですね、そういう、どういうんですか、ことを主張されている、つまり、コスト割れをする、コスト割れをするということについてですね、皆さんの主張とは、ちょっと、日ごろの主張とはですよ、日ごろの主張とは、本当に言うたりこいたりみたいな話すんないやというふうには、俗な話ですれば、そういうことになるんでありますが、この辺は、どういうふうに……。(発言する者あり) ○議長(霜田 彰)  お静かに、静かに願います。  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  コスト割れの部分についてだけやれということなんで、それについてやりますが、要は、先ほど、私が提案理由の中で、冒頭で申し上げたように、この条例はですね、要は、ごみの減量化にあるわけです。それで、なおかつ、それがどういうふうな形で効いてくるかというと、要は、最終処分場、焼却場の延命化、そういうふうな部分で効いてくるわけであって、私が最初に言った、当局というか、今回の改正案の提案者もですね、そういうふうなことを言ってるわけです。そういう部分からしたときに、それは、1円としたときにですね、計算すると、そんなにコスト割れをして、損をすると言ったらおかしいですけど、するようなことにはならないだろうなと思いますし、新潟県内では、11市中8市がですね、1円でやってるわけですよ。そういう部分で考えればですね、そういうふうなことにはならないと思いますが、その、要は、延命化の方と、今回の部分の方をどっちをとるのかというふうなこと、そういうふうな部分で、私は、とらえれば、十分効果があるというふうなことで思います。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  矢部議員。 ○5番(矢部忠夫)  最後にしますが、日ごろ、費用対効果ということを盛んに主張されている面々にしてはですね、そこら辺の詰めが甘いなというふうに、正直、思っております。  それでですね、具体的に言いますが、初年度、費用対効果という収益もくろみ、あるいは、次年度以降の収益もくろみは、どのようになっているんでしょうか。当局は、それについて、先ほど、私が説明したように、一応、一応じゃなくて、説明をされてるわけであります。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  私の方でですね、先ほど言いましたように、詳しい収益的なもくろみという部分についてはですね、私の方の思っている資料という部分の中でも、なかなか、できないという部分もあるわけで、基本的にはですね、要は、コンマ4円下がった部分の、収益的な部分からすればですね、約2,000万ちょっと、3,000万ぐらいですか、ぐらいの収益が減るわけですけども、要は、そうした場合にはですね、その部分については、当局の皆さんが、その収支計画を立てられた部分の中で調整をして、対応をしていくしかないのかなというふうな気がします。  それと、今までは無料でやってた部分のところを、今度は有料にしてということですから、そういう部分で考えればですね、その収支という部分で、このことだけをとって考えればですね、その何というのかな、その辺があるのかもしれませんが、今までの無料でやってきたことを、今度変えて、こういうふうにしていくという全体枠、全体的な視点の中で考えればですね、まあまあ、そういう、そんなに問題がないと言ったらおかしいですが、その中で対応できるんではないかなというふうなことで思っております。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  佐藤議員。 ○6番(佐藤敏彦)  この修正案はですね、本則は1.8円と、1.8円がいいのか、1.4円がいいのかというのは、見解の相違だと思いますけども、3年間は、最初の3年間は、1リットル当たり1円ですか、いわゆる2段階方式ということでね、確かにすぐれていると、見方によってはですね、市民の協力、参加を得るという意味ではね、すぐれてる規定だと。それをですね、ところがですね、だから、その意味で、この附則の3項、4項を、一体として見なければ、この修正案は理解し得ないと、私は理解してるんですよ。  そこで、さっき遠藤議員もおっしゃいましたが、この附則の4項、これは、要するに、市当局ですか、行政側を拘束する規定だと、縛る規定だというふうにして、私も理解しております。つまり、この必要な措置を講ずるとするというものは、もちろん、これは多分、市当局が主体だと思いますけどもね、ところがですね、この4項を読ましていただきますけどもね、前項の規定については、平成22年から云々してですね、この検討を加える、あるいは、必要があると認めるときという基準がですね、書いてある。確かに条例の施行状況や、ごみ処理基本計画の推進目標の達成状況、あるいは、社会経済情勢の推移等を勘案してと書いてある。しかし、これは、実は、客観的な基準があり得ないんじゃないかと。つまり、これ、どのような理解もできると私は思うんですよね。遠藤議員、先ほど、行政を縛るためだと言いながら、実は、これは客観的な基準になり得ないと、私は理解してるんですよ。この点について、ちょっと、遠藤議員、もし、ほかの議員でも結構ですけども、お聞かせ願いたい。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  ちょっと、後ろの方は聞こえづらいんで、また、私が答弁してる部分とですね、また、違ってたら、再質問していただけりゃと思うんですが、この部分については、我々も、ある意味で非常に悩んだ部分のところであります。要は、具体的にですね、何%だとか、極端なことを言や、ここの条例の中でですね、ごみ処理基本計画の、あれは、たしか、最終的には20%だと思いますが、というふうな部分がうたわれています。ただ、これは、これからの状況の中で、その3年ぐらいで、そんなに変わるということではないのかもしれませんし、あとは、柏崎市におけるですね、トータルごみ量との関係の中でどうなのかということがありますが、その料金の、やっぱり、改定という部分に結びつくわけなんで、要は、ここで、きっちり我々の方でですね、きちっと決めることがどうなんだろうかと。そうではなくて、ここでは、要は、そういうふうな評価をしなさいというふうなことを言ってるわけですから、その結果は、議会の方に報告をすることになると思う。その中でですね、要は、議論をして、要は、決めていくというふうなことも、私は、ある意味で、非常に意味があるし、いいことなんではないかなというふうな部分の中で、我々、検討した部分の中とすれば、そこまでは規定しなかったということです。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  佐藤議員。 ○6番(佐藤敏彦)  ある程度わかりましたけどもね、でも、この4項から見る限り、別に、議会に報告せえという規定は、何もないわけでありまして、それは、最終的には、議会の関与というのは、それは、また、必要かもわかりませんけど、この4項から見る限りは、ただ、継続するかどうかは、行政当局が検討を加え、必要な措置を講ずると。既に、本則1.8円と書いてあるわけですから、これ、もし継続するかどうかというのは、基本的には、議会の関与は不要だというふうに理解して可能だと思うんですよね。  そこでですね、私はですね、このごみ処理手数料というのはですね、本来の、施設の利用料とは違うと。つまり、選択する余地はないんです、これは。つまり、私たちが生活する上において、ごみは必ず出る。したがって、どうしても手数料を払わなきゃならん。これは、税金に準ずると。税金は、一定の要件がそろえば、当然、払わなくちゃならない。税金の課税要件というのは、厳格なはずです。自由裁量の余地をなくすと。行政に対して、自由裁量の余地をなくすのが、要するに税金、税制度の根幹でございます。この、これは、もちろん税金でございませんけどもね、私は、ごみ手数料の有料化をするということは、ある意味では、税金の徴収と同じだと。  そこで、私はですね、やはり、このごみ手数料の規定に関しては、厳格な規定、つまり、自由裁量の余地をなくすような規定が必要じゃないかなという思いで質問したわけでございますけども、このあたりが、ちょっと見解の違いかもわかりませんけども、もし、もし、もう一言答えられましたら、答えていただきたいんですが、もし、別に答えがなけりゃ、結構でございます。 ○議長(霜田 彰)  ちょっと訂正させていただきます。  先ほど修正案として出された文面と、実際お配りした修正案の文面が違っておりました。こちらのコピーの打ち違いでございますんで、それで、ちょっと皆さんに訂正をお願いしたいのですが、下から3行目、1、2、3、「社会経済情勢の推移等を勘案し」という部分が、本来は入ってない部分であったので、それが入ってます。それを削除をお願いいたします。  すいません。提出された原文は、そのままですんで、今のとおりの削除をお願いいたします。  もう1回言いましょうか。提出された方は、いいですか、下から3行目、「社会経済情勢の推移等を勘案し」という部分だけが加わって、余計に加わっているもんですから、その部分だけを削除をお願いいたします。それ以外は、原文のとおりです。  矢部議員。
    ○5番(矢部忠夫)  じゃ、どこのね、提案された方の手違いなのか、事務局なんかわかりせんが、今、議長が修正、訂正をされたのであればね、文章つながらんですよ。「ごみ処理基本計画の数値目標の達成状況、必要があると認めるときは」という、文章、私はつながらんと思うんですが、その辺ちょっと、休憩を求めますが、それで、暫時休憩を求めますが、その間にですね、提案者と事務方というんでしょうか、ちょっと、きちんとしてくださいよ、それ、つくり直して。 ○議長(霜田 彰)  すいません。じゃ、ここで休憩を挟み、確認したいと思いますが、いかがいたしましょうか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  では、これから暫時休憩させていただきます。                午前10時56分 休憩         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜                午前11時26分 再開 ○議長(霜田 彰)  会議を再開します。  議案の誤植についてを、改めて申し上げます。  先ほど、修正案の提出原本になかったものを事務局の間違いで挿入しましたので、修正案の下から3行目の「社会経済情勢の推移等を勘案し、」を削除していただきたい旨申し上げましたが、提出者から、誤植もありましたので直してほしいとの申し出がありました。「社会経済情勢の推移等を勘案し、」を削除していただきましたが、「、社会経済情勢の推移 等」を削除していただくよう、改めてお願いいたします。  それでは、質疑を再開いたします。(発言する者あり)  では、再開したときに、また、遠藤議員の発言を。  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  あったらというふうなことだったんで、ちょっと時間もあったんで申しわけないんですが、そういうことで、御理解いただけたんじゃないかなと思います。 ○議長(霜田 彰)  ほかにございませんか。  中村議員。 ○29番(中村明臣)  1つ、1点確認したいんですが、さっきの御説明の中で、1.8円がよかったのに、何で1.4円にしたのと。その説明の中にですね、1.4円は、効果ないと思っているというふうな説明があったんですよ。ですから、1.8円にしなさいというようなことだったと、私は理解してるんですが、それ、今回の修正案、何で1.0円なんですか、その辺を、それと妥当性をちょっとお聞き……。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  私は、そういうふうな説明ではなくてですね、ちょっと聞き間違いなんではないかなというふうなことを思いますが、私が効果がないというふうな部分で言ったんではなくてですね、要は、1.8円の方がですね、市民の負担感があって、そういう部分の中での効果は期待できると。1.4円と1.0円というのは、同じような効果ではないかというふうなことで、我々は、先行自治体の例から見るとですね、考えていると。そういう意味からすれば、市民の負担という部分からすればですね、安い値段で同じぐらいの効果が得られれば一番いいわけですから、我々は1.0円がいいというふうなことで提案をしたということです。 ○議長(霜田 彰)  中村議員。 ○29番(中村明臣)  先日の当局の、質問に答えられてですね、1.8円は、幾らか高かろうと。それで、生活弱者のことも考えると、1.4円が、もう最低限のラインだと、ボーダーラインだと。1.0円にすると、一般財源からの持ち出しがあるから、1.4円にするのは、ぎりぎりのラインだというんでね、遠藤さんが、1.8円を出してくるのはいいんですよ、修正案で。それを、遠藤さんが、さっき議事録、もしね、本人が言ってないというんなら、議事録見てもらえればいいんですが、1.4円じゃ効果ないからね、1.0円の案を出しましたというのは、これ、そこの辺、1.4円がだめなら、何で1.0円がいいんですか。なおさら、効果ないんじゃないですか、そのことをお尋ねしてるんです。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  何というんですかね、効果がないというふうな部分の使い方という部分が、中村さんの言われてる趣旨、意味がですね、いまいち私の方でわからないんですが、1.4円が効果がないというふうなことを、私は申し上げたつもりは、委員会質疑の中でも、私、質問させていただきましたけども、そういうふうな意味合いで質問をしたつもりもありませんし、そういうふうな部分では、思っていません。  ただ、1.8円に比べればですね、1.4円の方が、先行自治体の例を見ると、削減効果という部分についてはですね、大分落ちるんではないかなというふうなことで思っています。  それで、1.4円と1円はですね、その削減効果という部分からすれば、同じぐらいな効果なんではないかというふうなことです。 ○議長(霜田 彰)  中村議員。 ○29番(中村明臣)  ですからね、1.4円は、1.8円より効果がないだろうと思っているわけですよね、遠藤さんね。それを何で1.0円が効果、ごみの減量に、それをねらってるわけですよ。ごみの減量化というのは、1つの作戦であるしね、しかも、一般財源持ち出ししないで、ごみの対策をしましょうというのが、1つの今回の趣旨ですよね。それを1.8円にするという修正案が出てくるんなら、私も納得するんです。何で、それを効果のないと言いながら、さらに効果のない方法を、修正案を出してくるのかというのをお尋ねしてるんです。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  私、これはですね、先ほどの説明の中でもしたと思うんですが、我々も、基本的には1.8円、効果があるのはですね、だから、本則の中で、矢部さんとのやりとりの中では、本則の中でですね、1.8円にしたというのは、そういう部分です。  ただ、我々としてはですね、市民の理解と、あとはそれ、その減量化に向けてですね、まだ、そういう部分の時間が必要だろうと。そういう部分の中でですね、要は、1.8円よりは効果はないけども、要は、まあまあ1円でですね、3年間、暫定的にやりながら、皆さんと一緒にやっていくというふうな方法がいいんではないかというふうなことで、我々、今回、修正案を出したというふうなことです。だから、1.8円より効果がない、それはもう、そういう意味では、私もそういうふうに思っています。思っていますが、その、そういう部分の中で、皆さんと一緒にやっていってですね、うまくして、削減効果があれば、そのままやって、1円でいけるわけですからね、いきなり1.8円を、その先行自治体の例があるから、1.8円をぼんといくというふうな、でいくというふうな方法もあるのかもしれませんが、我々は、そういうふうな方法をとらないで、今回、こういうふうな形で提案をしたというふうなことです。 ○議長(霜田 彰)  中村議員。 ○29番(中村明臣)  これで終わりますが、どうも、その辺の整合性がないということを私は言いたいんですよ。遠藤議員が1.8円の修正案を出してきたら、私も理解できます。でも、1.4円が、本人が言うね、あんまり減量化の効果がないだろうと言いながら、さらに、その下のですね、1.0円を出したことについて、私は、お尋ねしてるんですから、そのことに明確にお答えがない。  それ、これで終わります。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  何というのかな、効果がないというふうなことではなくて、1.8円に比べてですね、効果がないというふうなことで言ってるわけで、要は、1.4円というか、1.0円が、まるきり効果がないというふうなことで、我々、提案をするということはですね、市民の皆さんから、何というのかな、ただ、お金だけもらってですね、減量化じゃなくて、本当に有料化というか、部分のことになるということになる、財源をもらうという部分だけになるわけですから、決して、そういうことではないというふうなことで、御理解いただければと思います。 ○議長(霜田 彰)  池田議員。 ○8番(池田千賀子)  もう何回か御答弁いただいてるんですけれども、やはり、私は、よくわからないので、ちょっと重なる部分あるかもしれませんけれども、もう1回、御説明いただければと思うんですが、附則の3項で、平成22年9月30日までの間を、その1.0円で、市民の皆さんから御努力いただく期間というふうにされているということなんですけれども、この附則3項までであればですね、22年9月30日の期限をもって本則に戻る、皆さんがおっしゃってる、その1.8円に戻るということなんですけれども、この4項があることでですね、さらに、その期間が延長する可能性が生ずるわけなんですが、これは、そうしますと、やっぱり、本則がですね、さらに、おざなりになってしまうといいますか、であれば、3項で、9月30日の期限を持ったときに、そこで再度、どうするべきかということを議論をして、条例を改正するというふうな方法が、私は、妥当なんじゃないかなというふうに思うんですけれども、さらに、その4項を設けている、いうことですね、その本則が2回にわたって、その1.0円を引き続き継続する可能性が生ずることによって、本則がおざなりになってしまうというふうに、私は、読み取れるんですが、そこのところについて、御答弁いただきたいのと。  あと、もう1つ、市当局からの提案は、1.8円で提案をしたものを1.4円にする、その背景には、幾つかの理由があったと承知しておりますけれども、その大きな理由の1つがですね、低所得の皆さんに対する対策をどうするかということを、いろいろ検討していってみたんだけれども、その低所得の皆さんに特化して負担を下げるというふうなことが、いろいろ検討してみたけれども、困難であったと。ですから、全体として、1.4円に下げるのが妥当であろうという結論に達したというふうに承知しているんですけれども、仮にですね、1.8円ということになったときにですね、この所得の低い方たちへの対策をどのように考えていらっしゃるのか、聞かせていただきたいと思います。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  まず最初、本則と附則の部分の考え方なんですが、私どもは、このように考えています。当局の皆さんが出す条例いうふうなことであれば、このような形でですね、出してくるというのは、ある意味で、私は、おかしいのかなというふうな気がします。ただ、我々も、議員発案でですね、途中で、また、変更の条例を出せば、それはそれで、方法としてあるのかもしれませんが、我々が、今回、こういうふうな形にしたというのは、基本的には、やはり、今の段階ではですね、やってみなきゃ、やっぱり、わからない部分ですよ、このごみの減量化の有料化というのは。なんですが、ただ、我々が今まで思っている部分の、基本的な部分からすれば、やはり、それなりの負担感、要は、先行自治体は、今、2円というのは、最近すごく多いですが、そのぐらいの負担感という部分の中でですね、設定をするというのが、やはり20%ぐらいのですね、減量効果に結びつけるということからすれば、必要なんだろうなというふうなことを思っています。  そんなことの中で、ただ、我々側から出す条例というふうなことで考えるとですね、この附則のような形の部分を入れないと、なかなか、何というのかな、市当局の方にですね、我々の考えを、そのまま伝えていくというふうなことが難しいというふうな形で、こういうふうなことをとったということで、御理解をいただければなというふうなことを思います。  それと、あと、有料化のですね、低所得者層に対する負担感という部分についてですが、我々は、いろいろ、その部分についても議論をしました。ただ、基本的にはですね、要は、こういう料金の部分で、そこまで、要は、7,000世帯ですか、いろいろお聞きすると、3万5,000のうちの7,000世帯が非課税世帯だというふうなことになると、それを全部、網羅できるような形の部分をですね、こういう料金のところに、全部、それを考慮して、設定をしていくということになると、こればっかしでは、要は済まない。ほかの料金設定の部分についても、全部ある程度考えていく必要があるというふうなことになるんではないか。そういう皆さんのことを考える場合にはですね、基本的には、別の手法という部分をとるのがいいんではないかなというふうなことを思います。  それと、あと、今回のごみ有料化が、低所得者の皆さんにですね、どのぐらいの負担になるんだというふうなことですが、1.8円の場合、当局の皆さんがつくったですね、その収支の計算書をそのまま、ある意味では、使う数字としては、それが一番出てるというかな、基準というか、わかりやすい数字なんで、それで計算をすると、1世帯当たり1.8円の場合、1ヵ月ですね、351円です、袋代が。要は、コーヒー1杯分にもならない。コーヒー1杯を我慢をしてもらえれば、ごみの袋はできるというふうな部分になるのかなというふうなことを思いますし、逆に、我々の部分の、今回の1.4円に下げるという部分からすれば、78円がですね、要は、78円ぐらい安くなるというふうなことになるわけですが、そういう部分で考えたときにですね、要は、このごみの有料化の部分の中で、要は、1.8円なり、この程度のですね、負担という部分についてはですね、我々は、御理解をいただけるんではないかというふうなことの中で考えたというふうなことであります。 ○議長(霜田 彰)  ほかに。  池田議員。 ○8番(池田千賀子)  いろいろ試算もしてみられて、非常に考慮するのが困難であって、ほかのものにも影響が及ぶという結論に至ったというようなお話ですけれども、当然、当局の皆さんも、そういうことは考えられて、今まで税金で負担をしていたとは言いましても、新たにごみ、家庭ごみについて、皆さんから御負担していただくんですよという提案をするときにですね、その金額が、とらえようによっては、わずかだとしてもですね、その分については、やはり7,8000世帯からある非課税世帯の皆さんのことを考えたときに、勘案すべきだろうというふうな結論に至ったんだというふうに、私は思ってますので、むしろ、そういうとらえ方の方が正しいのではないかなというふうに思います。  それとですね、今ほども申し上げましたように、この修正案でいきますと、やってみなければわからないということなんですけれども、ともするとですね、2段階実施といいますか、当初1.0円でやっていて、状況によっては1.8になる、あるいは、1.0でいくということもあるんでしょうけれども、そういうふうなことになりますと、1.0円でスタートするための指定ごみ袋なりの準備をして始めるということになると思いますが、22年9月30日ですね、仮に、その1.8円になったときに、3年程度で切りかえになると。さらに、その同じ袋を使うというわけには、多分、いかないんだろうというふうに思いますので、そうだと思いますよ。そうするとですね、さらに、その2段階で実施することに対して、私は、経費がかさむんじゃないかなというふうに、修正案、拝見して思いましたけれども、このあたりについては、そういう試算なりをされたんでしょうか、どういうお考えなのか聞かせてください。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  池田議員がおっしゃるようにですね、余り料金がしょっちゅう変わったりだとかですね、制度の方法が変わるというのは、市民を混乱させるだけでですね、それは、やっぱり、いいことではないだろうなというふうなことを、我々も思います。そういう部分からすれば、こういう2段階でやるというのはですね、いかがなものかと言われる、考えがあるのもわかります。  ただ、先ほども何回も言ってるようですが、このごみの有料化、初めて導入するわけですし、先行自治体の例なんかを考えるとですね、1円でやっているところもあれば、2円のところもある。要は、やはり、それはどういうことかというと、やはり、市民の皆さんと、いかに協力をして、減量化していくんだというふうなことなんだろうと思います。そんな部分の中で、取り組んでいく中でですね、やることで、私は、ある程度、御理解がいただけるんではないかなというふうなことで思っています。  それと、ごみ袋の関係ですが、料金をですね、値上げしたときに、以前買った袋は、まあまあ1円でですね、今回、これから売り出すのが1.8円だと。区別がつかないということになるのかもしれませんが、それはその、何というんですかね、今の時点で、私が余り、そういうふうな部分、細かく言える部分ではないのかもしれませんが、それは、要は、市民の皆さんの良識と、あとは、その運用の中でですね、大量にごみ袋を事前に買っておいてですね、やるというふうなことができないような形の方策をあわせて何かとっていかないと、だめなのかなと思いますが、それが経費に直接的に、どの程度、響いてくるのかということは、試算はしてません。ただ、そんなには、いいのかなというふうな気はしてますけども、試算はしてません。 ○議長(霜田 彰)  池田議員。 ○8番(池田千賀子)  私は、じゃ、最後にしたいと思いますが、試算はされてないということですけれども、非常に市民の皆さんの良識を、私も信じたいところではありますけれども、良識を信じ、任せてですね、きのうまで1.0だったのが、ずっと、例えば、たくさん買い込んでいたのが、きょうから1.8円ですよというふうなことになるのは、やはり、公平性の意味から言いましても、余り妥当とは言えないのではないかなというふうに思います。  それから、じゃ、もう1点だけ聞かせていただきたいと思いますが、私、委員会のときにも質問をしたんですけれども、当初の当局案ですとですね、収入・支出が生じる中で、この有料化をするに当たって、ごみ袋の作成経費とか、それから、売りさばき手数料とかということでですね、必ず必要になってくる支出がありますが、それを差し引いても、さらに上回る歳入があるということで、ごみ処理施設の償還金等に充てるとか、あと、今現在ですね、ごみ行政をやってらっしゃる皆さんが、これは必要だと考えてらっしゃる施策、幾つかの施策にですね、余った分といいますか、余計、市民の皆さんからいただいた分については、それに充てて、サービスとして還元しようという、そういう計画になっていたかというふうに思うんですけれども、当然、指定ごみ袋の料金が違いますとですね、この収入も違ってくるということになると思いますが、そういたしますと、今申し上げたような新しいサービスができないということになるのか、一般財源を投入してもやるということになるのか。こういうサービス、新しい、当局がやろうとしているサービス、これは、委員会のときに部長がお答えになられて、仮にこういう歳入がなかったとしても、必要性を感じてるというふうに御答弁をされてたかというふうに思うんですが、この辺については、どんなふうにお考えなんですか。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。 ○16番(遠藤 清)  その部分については、先ほど質問があった部分の中で答えさせていただきましたけども、要は、料金を下げりゃ、もちろん、収入が下がるというのは、もうもちろんの話ですし、そういう部分の中で、どうするんだというふうなことになる御質問だろうと思うんですが、要は、今までは、要は、何もお金を取らないで無料でやってきた部分があるわけで、それに、新たにごみ袋をつくるから、そのプラスの部分が出てくるだろうというふうなことなんだろうと思うんですが、料金設定によってはですね、そういう部分になるのかもしれませんが、先ほど言ったように、1円であれば、そんなにごみ袋の部分の足が出るということにはならないのかなと。ただ、それ以外でやろうとしている施策、その部分についてはですね、要は、一般会計とのトータルの部分の中のですね、予算のやりくりの中で、やっていくというふうなことの中でやっていくのがいいだろうと思いますし、要は、それがごみ減量化というふうなことにつながる部分で、延命化だとか、そういうふうな部分になるんだろうなというふうなことで思っています。  それと、今回、条例の部分のことなんで、ここでは、私の部分の中では触れませんでしたが、以前、市長の方に申し入れをさせていただいたですね、我々の考えというふうな部分の中には、要は、ごみ袋に広告を入れてですね、それで広告料を取って、それを収入とする方法もあるんではないかというふうなことも、提案をさせていただいております。現にやっている自治体もあります。その広告料を幾らにするかというふうな部分と、本当に、果たして広告が集まるのかという部分あるわけですが、そういうふうな工夫をしながらですね、また、その辺の財源を考えていくということは、その条例とは別ですが、これが通ったときには、我々の方から、また、再度、お願いをしたいなというふうなことで思っています。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  矢部議員。 ○5番(矢部忠夫)  遠藤議員に、私とすれば最後に質問しますが、原案もですね、修正案もそうなんですが、基本的には、ごみの有料化をもうしなければ、今の柏崎のごみ行政、つまり、当局が理由に挙げてるようなことも含めて、達成できないということで、一致してるわけですよね。蛇足的な質問になるかもわからんですが、結果として、これは、当局案でも、皆さんの案でもそうなんでしょうが、来年度の10月実施ということを想定されてるわけですね。結果としてですよ、結果として、それが実現できなかったということについてはですね、どういうふうにお考えになっておられるのか、この辺について、お聞かせをいただきたい。 ○議長(霜田 彰)  遠藤議員。  御静粛に、静かにお願いいたします。 ○16番(遠藤 清)  どういうふうに答えたらいいのかわかりませんが、私としてはですね、提案者である部分ですから、ぜひ、皆さんに御理解をいただいて、通していただきたいというふうなことを思っております。これが通らないというふうな部分についてはですね、私としても、非常に不本意です。
     有料化という部分についてはですね、やはり、こういう議論をした中で、やはり市民の皆さんから、お金をいただくわけですから、要は、こういう議論の中でですね、していく部分であって、ただ、有料化が目的ということではないわけなんで、ぜひ、その辺のことも含めて、私は、判断をするのかなというふうなことで思っております。必ずしも、有料化をしないというふうな部分がですね、いいかどうかと言われれば、それは、いいことではないなというふうなことを思っております。  以上です。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。(発言する者あり)  いや、だから、両方全部です、先ほど申し上げましたけれども。  小池議員。 ○23番(小池 寛)  私は、そうですね、修正案に賛成し、130号の賛成討論をしたいと思います。  今ほど、いろいろ質疑ございましたが、私は、このごみの有料化については、かねてより、もう長い間、有料化に取り組んできた経過がございますので、有料化はやむを得ないという立場の中で、この130号には取り組まさせていただきました。  委員会の質疑の中で申し上げたんですが、私、この130号、この今の原案、大変、私たちからすると、混乱招く改正条例だというふうに、私は、委員会でも申し上げました。すなわち、私、6月議会に、この有料化、1円80銭問題を審議したときに、市民の人たちは、一円でも、一銭でも安い方がいいだろうけれども、いろんな有料化に取り組んできた中で、ごみの減量化の中で、1円80銭をやむを得ないという、6月議会で議論いたしました。そして、9月議会には条例を出すと。こういうことに筋書きでは、随分、皆さんの御苦労は、私は、評価してきたつもりでありますが、その6月議会の最後の、1つのまとめの中で、部長に、ひとつしっかりとこの問題は取り組みながら、9月議会には出して、そして、議会の承認を得た中で、来年からの実現を、決意を聞かせていただきたいというようなことを申し上げましたが、やはり、約3,800人の近い皆さんから、いろんな問題もあったけれども、理解をいただいて、9月議会には条例を出しなから、来年度の、一つの実施に向けて取り組みたいという決意をお聞きして、ほっとしたといいますか、市民に対して、また、私たちも、今の市の現状を報告しながら、ごみの減量化に取り組まなければいけないと、こういうことで決意、取り組んできたところであります。  それが、7月になって、唐突に1円40銭論が出まして、そして、今日、9月には、当然、もうそんな時間もありませんし、今回、これが出てきたわけでありますが、私たちも、そういう中では、今ほど賛否両論、いろいろな質疑がなされましたが、私は、修正案に賛成の1人として、実は、市長の1円40銭案で、やはり、底辺の人たち、そして、弱い立場の人たちに、少しでも応援してやらなければいけないという1円40銭案は、それなりに、私は、承知しておりますが、混乱に陥れたのは、やはり私は、市長の責任大きいんじゃないかなというのが、私、個人的な中でも考えているところでございます。  そういうことの中で、私たちも、それでは1円40銭、私たちが、あの有志で、市長に提案しました1円が、どっちが、それが正しいんだと言われると、私は、大変どちらもベストでなくて、ベターな案として、私たちも、市長に要求、お願いはしたつもりでございます。  そんな中で、今、遠藤議員が出されました、減量化に努力するためには、やはり、1.4円よりも、3年間で1リットル、やっぱり、1円でどうだろうと、あるいは、ごみの減量化推進委員会によって減量、あのごみの減量化に取り組む作成を、取り組んでいただける、あるいは、指定ごみ袋に、先ほど遠藤議員申しましたが、広告収入等を出しながら、市民の負担と、そして、理解を求めるような行政指導はどうだろうかと。有料化で得た収入を、どんなことにも使える一般会計に繰り入れることでなくて、ごみの処理にかかわる目的とした、使えないというようなことで、目的税としての処理はできないものだろうかというような申し入れをいたしましたが、19年度の市政要求に対する市長会談のときに、市長は市長なりに、1円40銭を説明して歩いたけれども、整友会の皆さんの答申が出された、1円という声は、ほぼなかったというようなことで、却下された経過がございます。私たちは、やはり、また、市民の立場に立って、いろんな人たちと話をしてみますと、皆さんが考えてる、あの整友会が、その取り組んだ、この案には、ぜひともまた、議会として、ぜひ取り組んでいただきたいという強い要望の中で、この修正案が出されたことを申し上げておきたいと思います。  以上の理由の中で、私は、3年間、この暫定的に、私、提案されております1円の、1つの袋でできるような、議員の皆さんの賛同を心からお願いをいたしまして、賛成討論といたします。  以上。 ○議長(霜田 彰)  ほかにございませんか。  持田議員。 ○10番(持田繁義)  議第130号廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでありますが、原案、それから、ただいまの、盛んに質疑ありました修正案、両方とも反対の討論をさせていただきたいと思います。  修正案の議論も聞いておりますと、もっともっと、やはり議論が必要だと、市民も巻き込んでの議論が必要なんだということを、改めて感じる次第であります。果たして、この提案が、12月に行うことがいいことなのかどうかと。これからクリスマスも始まり、新年を迎える、こういう時期に負担を求めていく条例が提案をされるというのは、いかがなものかなということも、感想としては持っているわけであります。この間も、ごみ問題につきましては、有料化そのものについての議論も、同僚議員がやってきましたし、直近では、私がやってきたわけでありますけれども、正直いって、この提案はもっと先送りされる必要があるんじゃないかというのは、申し上げてきたわけであります。  しかし、提案された以上は、態度表明が問われるわけですから、言いたくないことも、これは、言わなければならないことになっているわけであります。この点を冒頭に申し上げまして、かいつまんで討論したいわけであります。  ごみ有料化の争点は、一般的には3つほどあると思います。  1つは、有料化の究極の争点というのは、有料化に切りかえることによって、市町村が直面するごみ問題が解決するのか、それも、一過的で解決ではなくて、本当の意味で、根源的に、長期的に、解決することが確認できる、そういった状況が醸成できるのか。まあ、言うなれば、有料化はリサイクル減量化を促すのか、一過性の減量化にとどまるのか、恒久的・安定的な減量化につながるのか、これが1つの大きな争点だと思うんです。  2つは、有料化は、受益と負担の不公平感を解消するというんですけれども、本当に不公平感を解消し、社会的公正の確保につながるんだろうか。有料化というのは、その実、財源確保策を期待しているんではないかという争点もあるわけです。  3つ目、有料化に解決処方のすべてを期待する風潮というのが、実は、国からも大きな世論操作として行われてきた経過があります。有料化がごみ問題の何を解決するのか、ごみ問題の真の解決を先送りすることにならないのか、量の問題だけに矮小化して、先ほど言いましたように、本当の意味でのごみの問題、質の問題ですね、市民の意識の変化、ここに照準を当ててるのか、ここが非常に大事だと、私たちは思っているわけであります。  そういう点で、市民は、このごみについて、何を市に期待をしているのか、市の役割をどう見てるのかということは、市民のアンケート、このごみ処理基本計画、これは去年つくったわけですね。去年の4月1日から4月15日にかけて、1,000名のアンケートをとり、57.7%の回収が行われているわけであります。  そこでは、「市民に対してごみに関する情報の提供、意識調査を行う」というのが20.1%、「学校などにおいて環境教育を進める」16.6%、「事務所、商店、飲食店のごみ分別の減量化、これを徹底する」18.3%、「不法投棄対策の強化」、これが28.4ですから、ごみの有料化に期待し、必要性を言う意見というのは、ごく少数派と、これが市民の実際の声なんじゃないでしょうか。ところが、有料化はやむを得ないという声に、なぜなるのかと、ここなんです。  5月15日から6月7日にかけて67ヵ所、3,788人参加されました。そして、異例と言われるように、市長がわざわざ御説明された9月19日から10月2日、10会場で、大体平均の会場数は同じわけであります。有料化はやむを得ない、反対の声がなかなか出てことなかったというような声もあるわけですけれども、実際に私たち、聞く声は、涙ながらにやめてくれと、極端に言えば、そういう人もいるんです。それから、お年寄りの1人の世帯では、今でもごみを出さないように、そこまでいけませんからね、なるべく少なくしよう。ところが今度、ごみが、袋買わなければならないと、こんなことさせるんですかと、何とかやめてもらいたい、という声はですね、率直に私たちに入ってくるわけですよね。そういった市民の生の声、本当の声というのがですね、伝わってるんだろうかというのをですね、正直感じるわけです。  しかし、なぜ、やむを得ないのかという声になるのか、私は、これは、説明が悪いと、一般質問の中にも、ときも言いましたけれども、その1つは、ごみ処理施設建設に多額の費用がかかっている、1年間の処理費用が10億円もかかる、最終処分場の建設費が20億円もかかり、できるだけ長く使いたい、多額の費用を言えば、そんなにお金がかかっているんだったら、いたし方がないのかなという声にもなります。  2つは、ごみを出す人と、多く出す人と、ごみの減量やリサイクルに努力している人との不公平感を解消するということも理由にあって、これは、人々の生き方に照準を合わせるわけですから、あんなことしてりゃだめだよなと、こうやって、いたし方ないなという声になっているわけです。そこに、やっぱり反映していると言えるんじゃないでしょうか。そこで市民の本当の声が、かき消されると思うんです。  じゃ、市民は、どうしてきたのかということなんです。どういう思いがあるのか。これもアンケートに出てるように、市民の声は、「ごみの減量に大いに関心を示している」、これは91%、そして、「意識して工夫している」が36%、「意識しているが、工夫はしていない」が56%ですから、意識する人というのは92%、圧倒的なんです。ここに、やはり光を当てる。しかも、今まで、市民と協働して、ごみの減量やリサイクルを進めてきたわけです。こういう市民の意識啓発を積極的に引き出す行政のイニシアチブが、私は、今日、大事だということを前提として述べておきたいわけであります。  そこで、反対の理由でありますけれども、ごみの本質をもっと、やはり市民と共有する機会が必要だということです。その機会が、ある意味では、まだ不足する中で、有料化を既定の路線として、市民の本当の声をつかむ努力が不足していると言わざるを得ません。もともと、ごみの有料化問題は、行政改革の一環として、大きな柱の1つとなって、財源確保の面からも論じられた経過があるわけです。この事実は消せないと思います。  ですから、先ほどの、修正案を提案する人は、ごみ有料化を積極的に言われた人たちなんですよね。原案に賛成する人は、どなたかわかりませんけれども、むしろ高い方へいってる、ここの点が言えるわけです。  第2の反対は、受益と負担の不公平感の解消にはつながらないし、逆に、不公平感を広げると言えると思います。誠実に努力している市民に有料化を求めるというのは、逆に不公平感を強めることになるのではないでしようか。また、ごみ処理に要する負担の公平と言いますけれども、弱い者いじめ、お年寄りいじめというと言葉が強いでしょうけれども、そういうふうに感ずる方がいらっしゃる、先ほど言ったとおりであります。最低手数料を課すわけですから、それも、全市民に課せるわけですから、消費税と同じ、第2消費税並みの大衆課税にならざるを得ないんです。この点は述べておきたいと思います。  第3は、ごみ処理費用の負担の公平というのは、やっぱり、ごまかしだと思います。市民の努力の度合いに応じて負担をかける考え方というのは、行政のイニシアチブで推進すべきごみの減量化とリサイクルの責任を、市民1人1人の努力や責任に転嫁する論理だと言えると思います。  減量化に努力していない市民がいるとすれば、行政として、政策的に誘導すべき課題であります。また、市民が生活する上で、ごみの排出は不可欠であり、最も必要な高い行政サービスの1つであります。それだけに、市民が納めている税金で公平に処理すべき、それを努力していない人がいるという理由で有料化するというのは、行政本来の役割を低下させるものと言わざるを得ません。  第4、指定袋の料金の根拠があいまいだと思います。指定袋の1リットル当たりの料金は、当初1.8円をぎりぎりの選択として、突如、1.4円に変更しました。これは、質問と討論が、その厳格さから言うならば、なぜ変わったのかということを、きちっと説明しなければなりません。しかし、その根拠は、あいまいだったわけであります。県内の多くの自治体では、1.0円、全国的にはもっと低いところがあるわけであります。意識啓発という立場ならば、もっと違う方法、知恵を出し合うことが、私は大事だと思います。  そこで、積極的な立場を私たちは提案したいと思います。  その第1は、ごみの有料化の前に、情報公開と市民とともに理解し合う機会、もっともっと必要だと、第1に言えると思います。それは、ごみ処理基本計画の中にもありますように、例えば、コミセン単位で、ごみはどこから発生するのかの学習機会を徹底して、家庭、学校、社会教育など、連動性を持った環境教育の拠点とするということが、第1に必要だと思います。そのほか、生ごみを減らす問題や、事業系ごみの分別の問題や、それから、市として、ごみ発生源抑制宣言ということをやって、過剰包装をなくすということも大事だと思います。監視機構を強めるんではなくて、監視員が、逆に、環境推進委員といいますか、そういう立場から活躍する機会を与えるということも、大事ではないかなというふうに思うわけであります。  そして、提案の第2は、環境都市柏崎を宣言して、環境をテーマに新しいまちづくりを推進して、ごみ減量作戦に徹底して挑戦をすると。柏崎のイメージをこういう角度からも発信をすることが大事じゃないかと思います。市民参加によって、ごみ減量への道を探求、努力し合うことが、今日、柏崎市として特別に求められ、これは必ず全国的にも注目される新しいまちづくりになるし、輝く柏崎を目指すと、こういうことでありますので、このことは一層言えるんじゃないかと思います。世界に開かれた柏崎ということも言われておりますし、こういった市民との努力というのは実例があるんです。この実例を世界的視野でも見ながら、実践的に生かすということを提案をして、反対の討論といたします。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  ほかにございませんか。  佐藤議員。 ○6番(佐藤敏彦)  議第130号廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場より討論、並びに修正案については、反対の討論をさせていただきます。  簡単でございますが、以下、理由を述べさせていただきます。  環境問題が深刻化する中、当市におけるごみの処理量は、過去数年3万2,000トン前後を推移しており、ごみ減量の必要性が意識されつつ、ごみの減少が見られないのが現状であります。  このような背景のもと、本改正案は、ごみ処理の有料化により、市民にある程度の経済的負担感を持ってもらい、ごみの減量を目指すものであります。他方、負担の公平及び、その収益で、ごみ減量の意識啓発、ひいては、循環型社会への進展を促すものであり、基本的には否定されるものではありません。  有料化反対の声も市民から聞かれますが、現在の社会情勢下、有料化やむなしという消極的な賛成の市民も多くなっていると感じるところでもあります。市当局が今春行った地域説明会においても、その傾向は大であると聞いておりますが、問題は、高い料金設定ほど、ごみ減量の効果が上がることと、それに比例して、市民の経済的負担が増大するという矛盾を、どのように解決するかであります。地域説明会での市民の声、さらに6月議会での議員の質問を受け、当局のごみ袋、1リットル当たり1.8円から、1リットル1.4円で提案した点は、私は、経済的弱者対策として評価するものであります。  ごみの減量は、1人、2人の努力では不可能であります。幅広い市民の積極的な努力、協力が不可欠であり、より多くの市民に納得してもらえる料金設定が必要であると思うからであります。料金設定は幾らがよいかという客観的な基準はないわけでありますが、1リットル当たり1.4円は、とりあえず妥当な料金ではないかと思う次第であります。  ここ数年来の当市における集中豪雨、さらに日本全体、世界各地の異常気象を見聞きし、私たち市民も、地球環境の悪化を少しずつ実感するところであり、身近な問題であるごみの減量も、市民の1人として、緊急課題と理解するところであります。当局は、有料化による収益をもとに、市民の意識改革、学校教育、不法投棄対策、循環型社会を目指しての各種施策を実行すると述べておられます。目的はごみの減量、ひいて、地球環境の保全であります。この目的に向かっての十分な施策の実行をお願いして、賛成の討論とするものであります。  修正案につきましては、その2段階方式という点は評価されますが、本則は、ごみ袋1リットル当たり1.8円であり、この点において、経済的弱者対策に欠けるものと思われます。また、1リットル1円から1.8円を見直すという、見直しに関する附則4項につきましては、先ほど、私、質問いたしましたが、極めて客観的な基準を欠く規定であり、行政の幅広い自由裁量を認める余地のある規定であります。  ごみ手数料は、その性質上、市民が支払わざるを得ないものであります。税金に近い性質であります。この点において、客観性・明確性を欠く附則4項は認められないものであり、賛成できない結果となる次第であります。  以上、簡単でありますが、原案賛成、修正案反対の討論とさせていただきます。 ○議長(霜田 彰)  三井田議員。 ○24番(三井田孝欧)  本修正案に、賛成の立場で討論したいと思います。  ここまでの議論を聞いてますと、コスト割れをすると、こういった議論も出てきています。しかし、我々が目指しているのはごみの減量化であって、3年間、市民とともに、ごみを減量化する努力をしようと思って、この修正案を提出しているのであります。市民との協働のまちづくりをしないで、いきなりの設定、我々は3年間、市民の皆様と一緒に減量化をしたい、こんな思いで提案してました。  市民の皆さんと一緒のごみの減量化を進めていくために、本修正案に賛成としたいと思います。 ○議長(霜田 彰)  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  最初に、原案に対する遠藤議員のほか12人から提出された修正案について、採決します。  修正案に賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立少数です。  したがって、修正案は否決されました。  次に、原案を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立少数です。  したがって、議第130号は否決されました。  ここで、しばらく休憩します。                午後 0時15分 休憩         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜                午後 1時15分 再開 ○議長(霜田 彰)  会議を再開します。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第10(議第131号) ホームヘルパー派遣に伴う費用徴収条例を廃止する条例 日程第11(議第132号) 介護保険条例の一部を改正する条例 日程第12(議第133号) 市立保育所条例の一部を改正する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第10 ホームヘルパー派遣に伴う費用徴収条例を廃止する条例から日程第12 市立保育所条例の一部を改正する条例の3案を一括議題とします。  お諮りします。  本3案に対する委員長の報告は、会議規則第39条第3項の規定により、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。
     したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第131号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第131号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第132号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第132号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第133号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第133号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第13(議第134号) 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第13 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより、議第134号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第134号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第14(議第135号) 下水道事業地方公営企業法の規定の全部を適用する条例 日程第15(議第136号) 公共下水道事業及び農業集落排水事業企業会計移行並び               に下水道課及びガス水道局の組織統合に伴う関係条例の整               備に関する条例 ○議長(霜田 彰)  日程第14 下水道事業地方公営企業法の規定の全部を適用する条例及び日程第15 公共下水道事業及び農業集落排水事業企業会計移行並びに下水道課及びガス水道局の組織統合に伴う関係条例の整備に関する条例の2案を一括議題とします。  お諮りします。  本2案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第135号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第135号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第136号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第136号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第16(議第115号) 平成18年度一般会計補正予算(第5号) ○議長(霜田 彰)  日程第16 平成18年度一般会計補正予算(第5号)を議題とします。  常任委員長の報告を求めます。  最初に、総務常任委員長武藤司郎議員
    総務常任委員長(武藤司郎)  総務常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第115号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、市民課等におけるパスポート発給事務の取り組みについて、質疑・意見がありましたが、討論はなく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  次に、厚生常任委員長、遠藤 清議員。 ○厚生常任委員長(遠藤 清)  それでは、厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第115号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、基本健康診査における健康診査委託料の補正額が多い理由、介護保険サービス事業者選定委員会の経費について、保育園運営費における非常勤職員の賃金補正額が多い理由、保育園の正規職員数と非常勤職員数の割合と勤務体制、重度心身障害者日常生活給付事業の給付件数、試行中の休日保育の利用状況などについて、質疑・意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上。 ○議長(霜田 彰)  次に、文教経済常任委員長、中村明臣議員。 ○文教経済常任委員長(中村明臣)  文教経済常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第115号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告します。  本案は審査の過程において、産業振興部関係では、松くい虫防除事業効果、民地の防除、松くい虫防除事業の内容、旧広田集落道改良工事に伴う通行確保、完了予定、農地基本台帳システムの地区範囲、完成時期、活用方法、担い手の確保などについて、質疑・意見がありました。  教育委員会関係では、地上デジタル放送受信障害地域への説明、対策組合の今後についての質疑・意見がありました。  本件は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上であります。 ○議長(霜田 彰)  次に、建設企業常任委員長、吉野芳章議員。 ○建設企業常任委員長(吉野芳章)  建設常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第115号のうち付託部分について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、小型除雪機購入補助金に関して、申請された件数はすべてが取り上げられたのか、また、合併によって、市と高柳町では、補助金の差はあるのか、平成18年度当初予算の道路維持費は市、高柳町、西山町と、それぞれ金額に開きがあったが、今後は合併したのだから、2町とも市と同じ考えの積算で行うべきと思う、橋梁補修もあると思うが、今後の改修予定と、2町の予算組みはどのようになっているのか、市道柏崎9−7号線道路改修工事の概要及び計画などについて、質疑・意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  最初に、総務常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、厚生常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、文教経済常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  次に、建設企業常任委員長の報告について。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより、議第115号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第115号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第17(議第142号) 平成18年度一般会計補正予算(第6号) ○議長(霜田 彰)  日程第17 平成18年度一般会計補正予算(第6号)を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより、議第142号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第142号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第18(議第116号) 平成18年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 日程第19(議第117号) 平成18年度介護保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(霜田 彰)  日程第18 平成18年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第19 平成18年度介護保険特別会計補正予算(第2号)の2案を一括議題とします。  お諮りします。  本2案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第116号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第116号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第117号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第117号は、原案のとおり可決されました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第20(議第118号) 平成18年度墓園事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(霜田 彰)  日程第20 平成18年度墓園事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  お諮りします。  本案に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより、議第118号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第118号は、原案のとおり可決されました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第21(議第119号) 平成18年度下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第22(議第120号) 平成18年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 日程第23(議第121号) 平成18年度ガス事業会計補正予算(第3号) 日程第24(議第122号) 平成18年度水道事業会計補正予算(第3号) ○議長(霜田 彰)  日程第21 平成18年度下水道事業特別会計補正予算(第3号)から日程第24 平成18年度水道事業会計補正予算(第3号)までの4案を一括議題とします。  建設企業常任委員長の報告を求めます。吉野芳章議員。 ○建設企業常任委員長(吉野芳章)  建設企業常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第119号から議第122号まで、以上4件について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  まず、議第119号平成18年度下水道事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、本案は審査の過程において、長期債の元利償還金の据え置きについて、質疑がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第120号平成18年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)については、質疑・討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第121号平成18年度ガス事業会計補正予算(第3号)でありますが、本案は審査の過程において、料金業務委託に伴う窓口全体のアウトソーシングに関して、外部委託による経済的効果は、人件費など含めてどの程度見込まれるのか、また、大手企業に委託すると孫請などまでが仕事をすると思うが、その辺の個人情報管理はどのようにしていくのか、長期継続契約ではなく債務負担行為としたことの理由について、ガス・水道料金のカード決済導入を含めて、委託のときに検討してもらいたい、最初の委託は安かったが、年々高くならないように厳しい目で対応してもらいたいなどの、質疑・意見がありました。  本案は、討論なく、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議第122号平成18年度水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、本案は審査の過程において、工事請負契約解除に伴う違約金と特殊勤務手当の内容について、質疑がありました。  討論においては、1人の委員から、料金業務委託に伴い、委託業者が低額で落として、とってしまえばこっちのもんだという世界が大分広がりつつあるので、そうならないように目を光らせ、そういうことが途中で見えたときは、それなりに対処してもらうことをつけ加え、賛成する。このような賛成討論がありました。  本案は、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、議第119号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第119号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第120号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第120号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第121号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第121号は、原案のとおり可決しました。  次に、議第122号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。
     したがって、議第122号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第25(議第137号) 柏崎市第四次総合計画基本構想について ○議長(霜田 彰)  日程第25 柏崎市第四次総合計画基本構想についてを議題とします。  なお、本案については、お手元に配付のとおり、荒城議員のほか9人から修正の動議が提出されました。  修正案について、提出者の説明を求めます。  荒城彦一議員。 ○25番(荒城彦一)  提案の理由につきまして、申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。  件名、議第137号柏崎市第四次総合計画基本構想についてに対する修正案  上記議案に対する修正案を別紙のとおり地方自治法第115条の2及び柏崎市議会規則第17条の規定により提出します。平成18年12月22日、提出者、柏崎市議会議員、記載のとおりであります。柏崎市議会議長 霜田 彰様  修正の内容につき、御説明を申し上げます。  議第137号柏崎市第四次総合計画基本構想についての一部を次のように修正する。  議第137号柏崎市第四次総合計画基本構想中、7ページの上から6行目、「住み続けたいまちを希求し、」を「住み続けたいまちづくりを基本理念とし、」に、同8行目「を基本理念に掲げ、」を「をキャッチフレーズに掲げ、」に改める。  また、8ページ上から2行目「基本理念」と9ページ上から8行目「基本理念」を削除する。  以上が修正の内容であります。  それでは、これから提案の理由を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。  提案理由は、大きく2点あります。  第1点は、「好きです 輝く柏崎」は、基本理念足り得ないということであります。  2つ目は、議会の使命と責任を果たすためということであります。  まず、第1点目の理由でありますが、その前に、本計画をまとめ上げてこられました120名の市民会議の皆様及び、この計画にかかわってこられた多くの皆様の、これまでの御努力と熱意に対し、心から敬意を表し、ねぎらいを申し上げるものであります。  さて、その「好きです 輝く柏崎」、この部分でありますが、私は、このフレーズそのものを否定することは申し上げておりません。  まず最初でありますが、理念という言葉の意味であります。ものの辞書によりますと、それを要約してみますと、理性によって得られる最高の概念、これが理念であり、また、事業や計画などの根底にある根本的な考え方、これを理念と説明をしておるものが多いように思います。  しかるに、本原案の表現「好きです」は、感情を表現する言葉であり、理念とするには、極めて適格性を欠いていると申し上げざるを得ないのであります。  次に、原案の言い回しは、これを読む多くの人に「好きです 輝く柏崎」イコール基本理念というところだけが強く印象づけられ、読み取られる言い回しになっており、その前段に記されたところの、市民の活動がいきいきと輝き、様々な主体の連携で地域社会が輝き、キラリと光る産業と文化を持ち、世界に開かれた、誰からも愛され住み続けたいまちという、まさに基本理念にふさわしい記述、表現を背後に押し隠してしまう言い回しになっているということであります。これは、本計画の根幹とも言える表記説明としては、適切とは言いがたいものであります。  このように、「好きです 輝く柏崎」という表現は、言葉の持つ意味、その記載形式の両面からして、理念というには無理がある、こう申し上げたいのであります。むしろ、この言葉は、キャッチフレーズとすることこそ、ふわさしいと考えるのであります。  ちなみに、キャッチフレーズの意味するところは、簡潔で効果的な宣伝文句ということであり、うたい文句であります。キャッチフレーズとすることこそ、まさに、この「好きです 輝く柏崎」にふさわしい位置づけだと考えるのであります。  さらに、申し加えるならば、この修正により、本計画の根本に何ら影響を与えるものではなく、ましてや、120名の市民会議の皆さん方が、2年間をかけて議論をし、英知を結集してこられた、その思いや願いが少しも損なわれるものではないということ、むしろ、より輝きを増すものであるということを申し上げたいのであります。  2つ目であります、議会の使命と責任を果たすためということについて、理由を申し上げます。  我々は、本年6月定例会の旧トルコ文化村売却に関する議案審議において、議会議決の重さ、議案に書かれた記述表現の厳格さを学習したばかりであります。その経験があるだけに、議案提出に当たっては、吟味に吟味を重ね、可能な限り、的確、正確な議案として提出することは言うまでもありません。  一方、議会側では、提案された議案に対応する方法としては、賛成、または反対の意思表示と、修正による別案を提出する方法しか手段がないようであります。本案のように、この先10年の柏崎ビジョンの審議に当たっては、その使用される言語1つ1つの重要性に意を用いるとともに、本計画が発表された後、対外的に、柏崎市の知見・見識が問われることにも配慮をするべきてあります。つまり、議会における議論、審議を通じて、その完成度が高まるものであるならば、勇断を持って修正をしつつ、よりよい議案の成立を期することこそ、議会と我々議員に課せられた極めて重大なる使命と責任であると考えますが、いかがでしょうか。  最後に、もう一度申し上げたい。本修正案を賛同いただくことで、より完成度の高い柏崎ビジョン、第四次総合計画ができ上がる、こう考えるものであります。柏崎市の最上位計画として、皆様の御理解・御賛同をお願いし、私の提案理由の説明とさせていただきます。  何とぞよろしく御審議のほど、お願いを申し上げます。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  訂正をお願いいたします。  本文、「議第第」と2つありました。この1つの「第」の文字を消していただきたいと思います。事務局の間違いです。おわびいたします。  ただいまの修正案に対する質疑に入ります。  中村議員。 ○29番(中村明臣)  1点お聞きしたいんですが、何度も、市民が、120人の委員が検討されたものを尊重するというふうに言われてるんですが、結果的には尊重してないんですよね。ですから、その辺を、我々、もし会ったら、どういうふうに説明すりゃいいんですか。これは、必死になって市民の方が、委員がつくられた文言だと、私は、その部分に敬意を払うわけで、一々文言を探ることは、それは意見として述べるのはいいとしてもですね、修正案まで出すというのは、その辺のことを、ちょっとお聞きします。 ○議長(霜田 彰)  荒城議員。 ○25番(荒城彦一)  お答えを申し上げます。  私は、今の説明の中で申し上げたことでありますけれども、要するに、議会が審議をし、その審議に基づいて、別の考え方、あるいは、別の意見があるならば、それをそのまま表現することは、何ら議会の役割として不都合があることではない。むしろ、それを積極的にやることが、議会の大きな使命であり、役割であると、こういうふうに考えておりますので、その市民会議の皆さんの考え方を否定しているものではありませんし、その出された案に対して、議会の意見を申し上げる、申し添えるということと矛盾することとは思っておりません。 ○議長(霜田 彰)  飯塚議員。 ○7番(飯塚寿之)  修正案づくり、御苦労さまでございました。  2点ほどお願いしたいんですけれども、理念は、提案の説明の中でですね、提案者は、理念は、本計画の根幹であるというふうにおっしゃいましたけれども、この基本構想をつくられてきた2年間の中で、その基本理念というものは、すべてに貫かれているんだと思います。その基本理念を変えていくということはですね、これは、2年間の議論と、そして、すべての施策にまつわる、この基本構想を、また、議論をしなけりゃならない、変えていかなくちゃいけない、そのように私は思うわけであります。ですから、基本理念が根幹であるということを言っていながらですね、どうなんでしょうか、単なる字句の修正だけのことを求めてられるのか、この計画全体も見直さなくちゃいけないのかですね、私は、その後段の、全体を見直さなくちゃいけないところまで踏み込まざるを得ないような印象を受けてるんですけれども、その辺について、お聞かせ願いたいと思います。  それから、2年間の市民の思い、願いを損なわれるものではないというふうにおっしゃいますけれども、その議論の中でつくられてきたものでありますから、本会議、今議会のここでですね、その字句の修正だけでやる、修正するのであれば、これは、2年間の市民の思いや願いを損なっていくものであると思いますけれども、提案者の回答を求めます。 ○議長(霜田 彰)  荒城議員。 ○25番(荒城彦一)  2点の御質問をいただきましたが、同じような気もいたしますので、まとめてお答えをしたいと思います。  まず、その根幹に触れるものということと、市民会議の皆さんの意思を損なうものではない、結局、同じことだと思うんです。どういうことかと申しますと、市民会議の皆さんが、2年間かけて、一生懸命積み上げてこられた、その思いやその熱意というもの、あるいは、この原案に含まれた考え方というものは、そのまま生きているわけであります。私が申し上げているのは、「好きです 輝く柏崎」の、このフレーズは、理念ではなくて、キャッチフレーズの方がよりふさわしいんではないですかと、そのことによって、この「好きです 輝く柏崎」が抹消されることもなければ、その言葉自体が否定されるものでもないということを申し上げているわけであります。そして、その根底に流れる基本理念は、その一番最初のところに書いてあります基本理念の考え方そのものを、そのまま基本理念とし、ということで表現するわけでありますから、何ら損なわれているものではない、また、矛盾するものでもないと、こう考えております。 ○議長(霜田 彰)  中村議員。 ○29番(中村明臣)  じゃあ、端的に聞きますと、文言の使い方は、間違っているというような指摘ですね。 ○議長(霜田 彰)  荒城議員。 ○25番(荒城彦一)  私は、その言葉の使い方というのはですね、その言葉を使う人の思い、その考え方に基づきますから、それを間違えていると申し上げるつもりはありません。ただ、この第四次総合計画という、柏崎の最上位に位置する、この基本計画が発表されるに当たって、この表現が、より適切なのかどうかという観点で、そうではないんではないかということで申し上げているわけであります。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  これより討論に入ります。  持田議員。 ○10番(持田繁義)  議第137号柏崎市第四次総合計画基本構想についてであります。  ただいまの修正案には反対をいたします。原案には賛成をするということで、意見を付していきたいというふうに思っております。  今、修正提案の中で、基本理念のことが述べられました。私も、基本的には全く同じ、正直のところは思っております。しかも、第四次総合計画というのは、地方自治法に基づく柏崎市としての、文字どおり責任を持って、これからの将来を、市民に責任を負う立場から策定をし、総務省に送付すると。そして、この記述のとおり、市民の福祉向上のために全力を挙げると、こういう内容だということですから、最上位に掲げられているというのは、言うまでもないと思うんです。  そこで、その基本理念というのに、たまたま、さまざまな議論があって、今までにない市民の意見の中で出てきたものが、「好きです 輝く柏崎」ということなわけですけれども、貫いている内容が、果たして、ここに全部入っていくのかということになりますと、修正をされた方の思いも、私も入るわけであります。ですが、ここが1つの分かれ目でありまして、これだけ2年間かけて、市民のさまざまな声、今までにない策定経過があったわけであります。ここは、きちっとやはり、正しく見て、また、尊重もしていきたい。そして、理念の言葉の関係で言えば、そこが入り口であって、1つの冠になって、全体体系が貫かれていきますので、なかなか、それを全部否定するというのも、また、難しいことかなという点見ますと、総合的に見ますと、修正内容については、反対をせざるを得ないわけであります。  ただ、柏崎が置かれている状況、これは、外からの影響における課題、それから、内なる課題、そもそも柏崎をどうするのかという課題、この辺から見ていくと、もっと詰めて、根本的な理念を、言わば、当局が地方自治の立場から主導的な方向性もあってもしかるべきだと、私は思っているわけであります。  それで、外なる課題というのは、やはり今、大きな流れとして、地方自治体の形骸化があると私は感じております。その点で、地方自治体の役割を取り戻すというのが、大きな、やはり、課題になっていると思います。具体的には、これからも恐らくあるでしょう。市町村合併の先に来る道州制の問題、三位一体改革、地方財政から財政リストラへという方向も、既に新型交付税の問題も出てきているわけであります。それから、市場化テスト法ということも具体的にも出てきていて、いわゆる、今まで公共がやっていたものを民間に預ける、これが17業種から25業種に、また、引き上がっていくと、市民のプライバシーにかかわる内容で、自治体の公共性が危ぶまれるという点もあります。さらには、残念ながら、教育基本法が、国会ではああいう形で通って、その次には憲法だと。そうすると、国の根幹である法律が大きく形骸化する中で、地方自治の変質も、ややもしますと進む可能性もあるわけで、こういう外からの課題というのは、いささかも軽視はできないと思うわけであります。  それから2つ目の、柏崎市の課題ということになりますと、8つほど掲げられていると思います。人口減少、少子化の問題、産業の活性化から始まって、健康づくりと、8つほど挙がっていくわけであります。  柏崎の置かれたこの立場から、やっぱり根本的な問題として、地域経済の基盤がどうなっていくのかということが、一番大事な内容だと、私は思っております。その点で、今後の課題ありますけれども、あわせて、市民との協働ということが言われておりますが、そのスピードも問われる時代に入ってきている、このことも言えると思いますし、最後に、意見といたしまして、この基本構想から基本計画にいく幾つかの、やはり、記述の内容についても、意見としては述べておきたいと思います。  1つは、産業フレームです。市内総生産の約4割が原子力発電関係に依拠していると、この柏崎的特徴からどう脱皮を図るのかということも、根本に据える必要がある。それから、世界に目を向けた柏崎市政であり続けるには、平和行政、これも特別に位置づけなければならないと思うんです。文章の中から読み取るというのは、極めて不可能に近いわけで、記述することがふさわしいのではないかなと思いました。  それから、原発との共存共栄、これは譲るといたしましても、個性の1つとして、地域の魅力づくりに役立てるというのは、言い過ぎではないかと思います。原子力発電の徹底した安全性の追求に当たっては、国への毅然たる態度を持つことが重要であり、安全規制の抜本的改善を求める、この語句も入れていく必要があるというふうに思うわけであります。  基本理念から始まる、この内容でありますけれども、柏崎が置かれた、さまざまな外からの課題と内なる課題、これを大きく前進させていくという、そういう意味で、今回の総合計画、意見はありますけれども、全体として多くの市民の意見が集約されているという立場で、賛成をしておきたいと思っております。  以上であります。 ○議長(霜田 彰)  飯塚議員。 ○7番(飯塚寿之)  議第137号柏崎市第四次総合計画基本構想の原案に賛成をし、修正案に反対をする討論をさせていただきます。  2年間にわたる120名の市民の皆さんのエネルギー、御努力に、心から敬意を表します。また、取りまとめてこられた事務局の皆様にも、敬意を表するわけであります。その間、市民会議の中では、さまざまな困難があったというふうにお聞きしますけれども、大変な御苦労にも頭が下がる思いです。よくぞ、ここまでまとめてくださったというふうに思っております。  まず、修正案の反対理由としましては、提案の理由がですね、基本計画全体の体系を問題とすることではなくて、字句の問題であるというふうに、私は判断いたしました。「好きです 輝く柏崎」という基本理念は、感情を表現したものであるというふうに指摘されましたけれども、それを言うならば、修正案の方も、感情を提案した、議員それぞれの感情が表現されたものであるんだろうなというふうに思いまして、基本体系そのものが左右されるものではないし、その2年間かけてきた、さまざまな体系の議論のもとに、この「好きです 輝く柏崎」が生まれ出てきたものだというふうに判断しますので、修正案については、反対をさせていただきたいと思います。  市民参加のまちづくり条例は、柏崎市のまちづくりの憲法でありますけれども、とりわけ、第19条の1項、2項、これを踏まえての、2年間の120名の皆様の議論であったわけであります。柏崎市の将来像を議論する中から、柏崎市が抱える課題を8項目というところで絞り込んで、そこから都市像、市民像、自治運営の基本方針をつくり出し、施策、そして、重点プロジェクトを展開しようというまとめになっております。  第三次発展計画との圧倒的な違いは、社会情勢の変化、まず1点目は、社会情勢の変化であると思います。厳しい地方経済の中で、自律型の自己決定を求めるというまちづくりの基本方針が、第四次基本構想の大きなポイントだと思います。そしてまた、2点目としては、協働というキーワードが全体を貫いている、そこが第三次発展計画との圧倒的な違いだと思います。いずれも、市民にとっては、あるいは、行政にとっては、厳しい船出が求められているというふうに思います。  協働という言葉が盛んに全国的に言われておりますけれども、残念ながら、協働の意味の広がりや深みについては、未成熟であります。計画の推進主体が、行政、地域、市民、家庭に至るまで明らかになった、この第四次基本構想であります。お互いに協働に耐え得る市民でありたいし、そして、行政もですね、協働に耐え得る、あるいは、協働に対応できる行政像を追求していっていただきたいというふうに思っております。協働の実践は、まず、柏崎市みずからがやるべきではないかと思います。前期5年の施策の展開は、まずは、確実な仕組みづくりと意識改革の5年であると思います。派手な聞こえのいい夢ばかりを語らず、しっかりと足元を見詰めて、10年間を歩んでいこうとする、この基本計画に、私は賛成をするものであります。  以上です。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  最初に、本案に対する荒城議員のほか9人から提出された修正案について、採決します。  修正案に賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕
    ○議長(霜田 彰)  起立少数です。  したがって、修正案は否決されました。  次に、原案を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立多数です。  したがって、議第137号は、原案のとおり可決されました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第26(議第138号) 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について ○議長(霜田 彰)  日程第26 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置についてを議題とします。  厚生常任委員長の報告を求めます。遠藤 清議員。 ○厚生常任委員長(遠藤 清)  それでは、厚生常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、議第138号について、本委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本案は審査の過程において、75歳以上が被保険者となるが、その意見をどのようにして反映させていくのか、想定される保険料の額と改定の方法、資格証明書と短期被保険者証の交付の取り扱い、保険料の計算方法、執行機関の補助職員の職員体制と職員の身分・給与などについて、質疑・意見がありました。  討論においては、2人の委員から、賛成・反対の討論がありました。  反対の討論では、被保険者の意見・意思の反映させる仕組みがないこと、資格証明書、短期被保険者証の発行が制度化されていること、年金からの天引きが特別徴収としてあり、年金が削減される中、高齢者の負担が非常に大きいこと、以上、大きく3つの理由により反対する。  賛成の討論では、制度の仕組みが細部にわたって明らかでないという中で、判断できかねる部分もあるが、住みやすい世の中になるという方向とは違う方向を目指している。法律として、後期高齢者医療制度ができ、医療保険をどうするかという問題の中で組み立てられてきている。市として反対してどうなることかも考え、制度の不十分さを承知しながらも、しようがないという消極的な思いで、賛成せざるを得ない。  このような討論がありました。  本案は、採決の結果、原案どおり賛成多数で可決すべきものと決しました。  以上。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。  宮崎議員。 ○2番(宮崎栄子)  新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について、反対の立場で討論いたします。  2008年4月から始まる、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度創設にあわせ、その運営主体となる新潟県後期高齢者医療広域連合の設置についてであります。この制度は、75歳以上の高齢者を、従来加入していた国民健康保険や組合健保などから切り離し、独立させる新たな保険です。  新制度の最大の問題は、後期高齢者の医療給付費がふえれば、高齢者の保険料の値上げにつながる仕組みになっていることです。75歳以上という年代は、現役でいる人の割合は極めて少なく、ほとんどの方は年金暮らしです。保険料は、今まで家族の扶養になっていた人からも全員、介護保険料と同様に徴収される仕組みになっています。その徴収についても、介護保険と同様、年間18万円以上、月額1万5,000円以上の年金をもらっている人からは、年金からの天引きを行うとしています。保険料は、都道府県ごとに異なりますが、国が行った試算では、全国平均で、月6,200円を想定しています。1人につき6,200円です。柏崎市の介護保険料は、第4段階の平均の方で月額3,383円ですので、これに新たに医療保険が加算されて、年金から天引きされることになると、高齢者の生活に、新たに、非常に大きな負担を強いることになります。また、今まで国民健康保険法では、老人保健、老人医療は、公費負担医療として、人道的見地からのこともあってと思いますけれども、短期保険証や資格証明書の発行は適用除外となっていました。しかし、この新たな制度では、保険料を滞納した場合の制裁として発行することとなっていることも、後期高齢者の健康を考えると、とても心配です。  こんな厳しい内容になっているにもかかわらず、被保険者である後期高齢者の意見や意思が、直接、反映される仕組みはなく、各市町村の議会から1名の議員が選出され、広域連合議会で、すべてが決められていくことになっています。高齢者の中でも、特に75歳以上は、ほとんどの方が何らかの病気を抱えて、あるいは、コントロールしながら生活している現状があります。また、経済基盤は年金であることを考えますと、年々、年金が削減されていく中で、この保険料は、上がることがあっても下がることはないという状況にあると思います。既に国会で決められたことであるというふうに考えたとしても、やはり、こういう高齢者の切実な声を届け、このような制度が容認できないことを申し上げ、反対の討論といたします。  以上です。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議第138号を採決します。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立多数です。  したがって、議第138号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第27(議第140号) 財産の譲与について(建物) ○議長(霜田 彰)  日程第27 財産の譲与について(建物)を議題とします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は、省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は、省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから、議第140号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第140号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第28(議第141号) 市道路線の認定について ○議長(霜田 彰)  日程第28 市道路線の認定についてを議題とします。  お諮りします。  本件に対する委員長の報告は省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、委員長の報告は省略することに決定しました。  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから、議第141号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、原案可決です。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第141号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜
    日程第29(議第143号) 契約の締結について(市道柏崎9−7号線道路改良(その               2)工事) ○議長(霜田 彰)  日程第29 契約の締結について(市道柏崎9−7号線道路改良(その2)工事)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  助役。 ○助役(若山正樹)  それでは、議第143号について、御説明申し上げます。  本案は、契約の締結についてであります。  これは、市道柏崎9−7号線道路改良(その2)工事につきまして、株式会社錢高組北陸支店と1億4,175万円で契約を締結いたしたいというものであります。  なお、本工事につきましては、御承知のとおり、去る12月8日に議第139号として提出予定でありましたが、仮契約の相手方である植木組柏崎支店から契約の辞退届が提出をされ、市がこれを受理したことから、当該議案を取り下げさせていただきました。その後、12月20日に、改めて入札を行った上で、株式会社錢高組北陸支店と仮契約を行ったことに伴い、本議案を提出いたしたいというものであります。  何とぞよろしく御審議をいただきますよう、お願いを申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本件については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから、議第143号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議第143号は、原案のとおり可決しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第30(選第 14号) 教育委員会委員の任命について ○議長(霜田 彰)  日程第30 教育委員会委員の任命についてを議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。 ○市長(会田 洋)  それでは、選第14号について、御説明申し上げます。  本案は、教育委員会委員の任命についてであります。  これは、教育委員会委員 長谷川昌樹氏が、平成18年9月30日付で辞任されたため、補欠委員として山崎高美氏を選任いたしたいというものであります。  よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  お諮りします。  本件については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本件については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから、選第14号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立総員です。  したがって、選第14号は、同意することに決定しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第31(選第15号) 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第32(選第16号) 人権擁護委員候補者の推薦について ○議長(霜田 彰)  日程第31及び日程第32 人権擁護委員候補者の推薦についての2件を一括議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。 ○市長(会田 洋)  それでは、選第15号及び選第16号について、一括御説明申し上げます。  本2案は、いずれも人権擁護委員候補者の推薦についてでございます。  まず、選第15号についてでありますが、人権擁護委員 宮田知津子氏の任期が平成19年3月31日に満了いたしますので、後任として長部美智子氏を推薦いたしたいというものであります。  次に、選第16号についてでありますが、これは、人権擁護委員 木村孝太郎氏の任期が平成19年3月31日に満了いたしますので、同氏を再任させていただきたいため、法務大臣に推薦いたしたいというものでございます。  よろしく御同意のほど、お願い申し上げます。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  お諮りします。  本2件については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本2件については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  採決は1件ごとに行います。  最初に、選第15号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕
    ○議長(霜田 彰)  起立総員です。  したがって、選第15号は、同意することに決定しました。  次に、選第16号を採決します。  本件は、これに同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立総員です。  したがって、選第16号は、同意することに決定しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第33(議員発案第18号) 新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求                 める意見書(案) ○議長(霜田 彰)  日程第33 新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求める意見書(案)を議題とします。  提出者の説明を求めます。  笠原浩栄議員。 ○3番(笠原浩栄)  議員発案第18号 新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求める意見書(案)  上記の議案を別紙のとおり議会会議規則第14条の規定により提出します。平成18年12月22日 柏崎市議会議長 霜田 彰様  新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求める意見書(案)  新潟県教育委員会は、9月28日、本県高等学校全日制普通科の通学区域について、全県一円とする一次案を公表しました。そして、12月に最終案を公表するとしています。  県立高校の学区は、本県高等教育のあり方や、子供たちの進路保障にとって重大な問題であり、十分に議論することが必要です。しかしながら、「県立高等学校通学区域検討会議」は、わずか2回ばかり開催されただけです。県下3会場で行われた意見聴取会についても、一般参加者から、拙速に改正しないように求める多くの意見が出されましたが、県教育委員会は聞きおくのみで、これらの意見を意見聴取会のまとめには反映しませんでした。  県教育委員会は、改正の趣旨を、「通学区域の拡大によって高校選択の幅が広がり、生徒の個性や創造性の伸長が図れる」としています。しかし、学区の拡大は、「できる子」や「高額な通学費や下宿代を払える家庭の子」にとっての「選択の自由の拡大」でしかなく、教育の不平等を助長する危険性があります。また、進学トップ校への競争激化によって、地域の普通高校や専門高校の衰退を招き、ひいては地域教育の崩壊につながるおそれがあります。県民が今、優先的に求めているのは、安心して地元の高等教育を受けられる環境整備と、地域教育の充実です。  したがって、下記の事項について、適切な措置を講じられますよう強く求めます。                    記 1 新潟県教育委員会は、拙速に通学区域の拡大を推し進めるのではなく、県民的議論を   十分に行った上で判断すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成18年12月22日                                    柏崎市議会  理由  県立高等学校の全県一円とする通学区拡大については、県民的な議論が十分なされていないため。  以上であります。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本案については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議員発案第18号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、議員発案第18号は、可決されました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第34(議員発案第19号) 「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわ                 る意見書(案) ○議長(霜田 彰)  日程第34 「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる意見書(案)を議題とします。  提出者の説明を求めます。  持田繁義議員。 ○10番(持田繁義)  議員発案第19号「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる意見書(案)  上記の議案を別紙のとおり議会会議規則第14条の規定により提出します。2006年12月22日 柏崎市議会議長 霜田 彰様  「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる意見書(案)  9月から加入受付がスタートした品目横断的経営安定対策のもとで、受け皿となる認定農業者や集落営農づくりが関係者の努力で推し進められています。  しかし、地域の実情とかけ離れた加入要件があるため、圧倒的多数の農家が、経営安定対策から外されることが明らかとなり、関係者の中で不安と混乱が生じています。  特に、小麦経営安定対策や大豆交付金が廃止される中、経営安定対策から外されれば小麦、大豆の価格は一俵2,000〜3,000円程度となり、これまで苦労して定着させてきた転作機能が損なわれてしまいます。06年産米価が低下基調にあるもとで、生産調整機能の弱体化は、さらに米価下落に拍車をかける要因になるという不安が広がっています。  米価の下落は、すべての農家経営に打撃を与えますが、中でも認定農家や集落営農組織への打撃ははかり知れません。  よって、下記事項について、強く要望します。                    記 1 「品目横断的経営安定対策」の要件を見直し、地域の実情を踏まえ、意欲あるすべて   の農家を対象に、価格保障を基本にした経営安定対策を実現すること。 1 米価下落対策を講じること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  2006年12月22日                                    柏崎市議会  理由  米価下落に歯どめをかけ、農家経営を維持するとともに、意欲あるすべての農家を対象に経営安定対策を実現するため。  以上であります。 ○議長(霜田 彰)  質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  お諮りします。  本案については、委員会の付託を省略したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、本案については、委員会の付託を省略することに決定しました。  討論はありませんか。  池田議員。 ○8番(池田千賀子)  議員発案第19号「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわる意見書(案)ですが、私は、文教経済常任委員会におきまして反対を、同趣旨の請願に反対をいたしましたが、この意見書には賛成をしたいという立場で、討論をさせていただきたいというふうに思います。  反対した理由はですね、品目横断的経営安定対策は、面積要件等を満たせないために、制度に乗ることができなくて、苦慮をしている実情もあるということを理解しながらもですね、一方では、市として担い手育成係を新設されて、認定農業者や集落営農の育成に努めて、また、農業者の皆さんもその趣旨を理解して、現在の条件でこの制度に乗るように努力をされているという実態もあるということを考えますと、抜本的な見直しということは、こういった農家の皆さんの意欲もそぐ懸念があるのではないかという理由で反対をいたしましたが、意見書につきましては、文言の修正等もありまして、実際の農家の実情を十分に踏まえた制度への改善を求めたという点におきましては、理解ができるという理由で、賛成をいたしたいというふうに思います。 ○議長(霜田 彰)  議員発案の19号、これに、ちょっと、文章を訂正、お願いいたします。
     タイトルの「品目横断的対策と米価下落対策」の「対策」の文字が落ちておりました。事務局の手違いでございます。すみません、訂正させていただきます。  討論、ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  ただいまから議員発案第19号を採決します。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立少数です。  したがって、議員発案第19号は、否決されました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 ○議長(霜田 彰)  お諮りします。  ただいま採決が終わり、可決となりました1件の意見書の送付先については、議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、送付先は議長に一任することに決定しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 ○議長(霜田 彰)  続いて、日程の削除についてお諮りします。  次の日程第35及び日程第36の2件については、先ほど、これと同内容の議員発案第18号が可決、議員発案第19号が否決されておりますので、請第8号は不採択、請第10号は採択とみなし、日程第35及び日程第36の2件を日程から削除したいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  御異議なしと認めます。  したがって、日程第35及び日程第36の2件を日程から削除することに決定しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 ○議長(霜田 彰)  ただいま議員発案第20号が提出されました。  ここで、これを日程に追加し、直ちに議題としたいと思います。  これに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立少数です。  したがって、日程の追加は、否決されました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 日程第37(請第 9号) 市道3−5号線の道路拡幅についての請願 ○議長(霜田 彰)  日程第37 市道3−5号線の道路拡幅についての請願を議題とします。  建設企業常任委員長の報告を求めます。吉野芳章議員。 ○建設企業常任委員長(吉野芳章)  建設企業常任委員会の審査報告をいたします。  付託を受けた事件、請第9号について、建設企業常任委員会の審査の経過及び結果を報告いたします。  本件は審査の過程において、同意者は1人なのか、市道の新設は、幅員6メートルであるが、そこまで広げるのに応諾しているのか、土地を提供できるというのは、狭隘道路でいう提供か、それとも、買収による提供になるのか、また、道路の両側とも買収に応諾しているのか等の質問がありました。  討論では、3人の委員から、討論がありました。  反対討論では、こういう拡幅は、相当数、都市整備部に上がっていると思う。私の町内もそうであるが、土地提供をきちっとしながら要求している。私がこの1点だけを議員で決めるということが、本当によいことなのか。他の皆さんは、町内会長を通じて合意を得ながら、きちんと申請を得ているという状況の中で、言われていることはわかるが、そんな状況の中で、この1件だけを議員だけで決めることが本当によいことなのか、違うんではないか。請願ではなく、陳情なりでした方がよいと思うので、反対する。  賛成の討論では、通学道路で車も入ってくる狭い道路であり、車が来ると、子供たちは壁際に張りついていなければならない道路で、事故があってから工事をすることがないように、ぜひ、土地の提供があり、買収できるのであれば、狭隘道路の解消に取り組んでいただきたいので、賛成する。  この請願は、子供の安全がかかっているのが1件、そして、一括して買い取りができるという2つの理由で、賛成する。  このような討論がありました。  本件は、採決の結果、賛成多数で採択し、市長に送付すべきものと決しました。  以上です。 ○議長(霜田 彰)  ただいまの委員長の報告に対する質疑はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  質疑を終わります。  討論はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(霜田 彰)  討論を終わります。  これより請第9号を採決します。  本件に対する委員長の報告は、これを採択し、市長に送付すべきであるとするものです。  本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長(霜田 彰)  起立多数です。  したがって、請第9号は採択し、市長に送付することに決定しました。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 ○議長(霜田 彰)  ここで、市長から発言を求められていますので、これを許可します。  市長。 ○市長(会田 洋)  先ほど、議第130号廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを御審議いただきましたが、残念ながら、過半数の議員の賛成を得るに至りませんでした。  この家庭ごみの有料化につきましては、これまでも、当議会において議論をいただく傍ら、市民の皆様に対しましては、2回にわたる市内全域での説明会、並びに意見拝聴会を行い、理解と協力を求めてきたところでございます。そのような経緯や、やりとりの中で、家庭ごみの有料化に対しまして、多くの市民の皆様の理解は進んだものというふうに受け取っておりますし、議員各位におかれましても、大方の皆様が、有料化そのものには反対ではないというふうに受けとめておるところでございます。  今日、環境問題に対する取り組みがゆるがせにできないことは、改めて申し上げるまでもないわけであります。とりわけ、資源循環型社会の形成、ごみの減量化は、良好な環境を次の世代に引き継いでいくためにも、私どもに課せられた責務であるというふうに思っております。  この環境問題に取り組む、たゆまぬ努力を継続することが、今、極めて重要でありますが、そのためにも、このごみの減量化に向けての、家庭ごみの有料化という施策は、私は、避けては通れない課題であるというふうに思うところでございます。  今議会における議論などを踏まえながら、今後とも、議員各位に対しまして、引き続き御理解をいただく努力をさせていただくとともに、改めて、条例改正をお諮りする決意でおりますので、よろしくお願いを申し上げます。  以上でございます。         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 ○議長(霜田 彰)  以上で、今期定例会の会議に付議された事件は、すべて審議を終わりました。  これで、平成18年第4回柏崎市議会定例会を閉会します。                午後 2時40分 閉会 ───────────────────────────────────────               総務常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第115号│ 平成18年度一般会計補正予算(第5号)のうち、歳 │原案可決        │ 入全款、歳出2款、4款2項、9款、12款、並びに │        │ 第2表                      │  議第118号│ 平成18年度墓園事業特別会計補正予算(第1号)  │原案可決  議第123号│ 部制条例の一部を改正する条例           │原案可決  議第124号│ 特別職の職員で非常勤のものの報酬、費用弁償及び実 │原案可決        │ 費弁償に関する条例の一部を改正する条例      │
     議第125号│ 特別職の職員の退職手当支給条例の一部を改正する条 │原案可決        │ 例                        │  議第126号│ 職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の一部を │原案可決        │ 改正する条例                   │  議第127号│ 長期継続契約を締結することができる契約を定める条 │原案可決        │ 例                        │  議第128号│ コミュニティセンター設置及び管理に関する条例の一 │原案可決        │ 部を改正する条例                 │  議第129号│ 男女共同参画推進条例               │原案可決  議第130号│ 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する │原案可決        │ 条例                       │  議第140号│ 財産の譲与について(建物)            │原案可決  議第142号│ 平成18年度一般会計補正予算(第6号)のうち、歳 │原案可決        │ 入全款、第2表                  │        │                          │    審査月日      平成18年12月20日    出席委員  8人  欠席委員  0人  欠 員  1人                             平成18年12月20日  柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                        総務常任委員長  武 藤 司 郎         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜               厚生常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第115号│ 平成18年度一般会計補正予算(第5号)のうち、歳 │原案可決        │ 出3款、4款1項                 │  議第116号│ 平成18年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第 │原案可決        │ 2号)                      │  議第117号│ 平成18年度介護保険特別会計補正予算(第2号)  │原案可決  議第131号│ ホームヘルパー派遣に伴う費用徴収条例を廃止する条 │原案可決        │ 例                        │  議第132号│ 介護保険条例の一部を改正する条例         │原案可決  議第133号│ 市立保育所条例の一部を改正する条例        │原案可決  議第138号│ 新潟県後期高齢者医療広域連合の設置について    │原案可決        │                          │    審査月日      平成18年12月19日    出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                             平成18年12月19日  柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                        厚生常任委員長  遠 藤   清         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜              文教経済常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第115号│ 平成18年度一般会計補正予算(第5号)のうち、歳 │原案可決        │ 出5款、6款、7款、10款            │  議第134号│ 体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する │原案可決        │ 条例                       │  請第  8号│ 「品目横断的経営安定対策」と米価下落対策にかかわ │不採択        │ る請願                      │  請第 10号│ 新潟県立高等学校通学区域を拙速に拡大しないよう求 │採  択        │ める請願                     │        │                          │    審査月日      平成18年12月18日    出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                             平成18年12月18日  柏崎市議会議長  霜 田   彰 様                      文教経済常任委員長  中 村 明 臣         〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜 〇 〜〜〜〜〜〜              建設企業常任委員会審査報告書  本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定しましたから、会議規則第103条の規定により報告します。                    記        │                          │  事件の番号 │     件              名     │議決の結果 ───────┼──────────────────────────┼─────  議第115号│ 平成18年度一般会計補正予算(第5号)のうち、歳 │原案可決        │ 出8款、11款                  │  議第119号│ 平成18年度下水道事業特別会計補正予算(第3号) │原案可決  議第120号│ 平成18年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第 │原案可決        │ 3号)                      │  議第121号│ 平成18年度ガス事業会計補正予算(第3号)    │原案可決  議第122号│ 平成18年度水道事業会計補正予算(第3号)    │原案可決  議第135号│ 下水道事業地方公営企業法の規定の全部を適用する │原案可決        │ 条例                       │  議第136号│ 公共下水道事業及び農業集落排水事業企業会計移行 │原案可決        │ 並びに下水道課及びガス水道局の組織統合に伴う関係 │        │ 条例の整備に関する条例              │  議第141号│ 市道路線の認定について              │原案可決  議第142号│ 平成18年度一般会計補正予算(第6号)のうち、歳 │原案可決        │ 出8款                      │  請第  9号│ 市道3−5号線の道路拡幅についての請願      │採  択        │                          │    審査月日      平成18年12月15日    出 席 委 員   8人     欠 席 委 員   0人                             平成18年12月15日  柏崎市議会議長  霜 田   彰 様
                         建設企業常任委員長  吉 野 芳 章 ───────────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する     柏崎市議会議長   霜  田     彰     署名議員      本  間  厚  幸     署名議員      武  藤  司  郎...